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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第十二話
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?」
「今の俺には性欲はありませんよ、魂と体が密接に結び付いている証拠です」
「なら、もうちょっと…」
「今は朝の八時すぎ、姉さんたちもそろそろ起きてきますよ?姉さんに見られたらぬっ殺されますよ?」
「…………………」ガクガクブルブル
おぉう…あの件はすっかりトラウマのようで。
「いっくん、三途の川って見たことあるかい?」
「あいにく俺は渡らずこっちに来ましたので」
「ああ、そうだったね」
「ほら、離れて」
「はぁーい」
束さんはもぞもぞとベッドから出て大きな伸びをした。
「ん〜!んっ!」
「早く朝ごはん食べましょう」
「着替えるからちょっとまってぇ〜」
「先に行きますよ」
「いっくんなら見ててもいいのに」
「アンタは俺をなんだと思ってるんだ…」
「かわいいかわいい共犯者?」
ああ、そうかよ。
「じゃぁ箒は?」
「私の天使!」
それは解る。
「姉さんは?」
「私の嫁!」
だめだこのひとはやくなんとかしないと。
「あげませんよ」
「いっくん、それって『娘はやらんぞ!』ってやつ?」
「どちらかと言うと妹?」
「なかなかに面白いことを言うね」
と言いながら束さんは服を脱ぎ初め…
「待て待て、脱ぐな脱ぐな、もうちょっと恥じらいを持ちなさいよ貴女」
「いっくんならいいって言ったのに…」
「先いきますからね」
「いっくんのイケズ」
「やかまし!」
ピシャァン!
ふう、ナニ考えてるんだあのひと。
ふむ、姉さんと箒も起こそうかな。
部屋の並びは箒、束さん、俺、姉さんになっている。
ちなみに篠ノ之家はアホみたいに広い。
俺と姉さんに一つずつ部屋を渡してもまだ余っている。
しかも道場の隣にまた別の建物がある。
こっちは昔門下生が住んでたとかどうとか。
もしかして神社ってのはカムフラージュで此処って武士か何かが住んでたんじゃね?
たしか女性用の実用刀も無かったっけ?
そのうえ隣の山には旧日本軍の物とおぼしき地下空間まである始末…本当にどうなってんのかねぇ?
ガラガラ…
なんて考えてると姉さんの部屋が開いた。
「おはよう…一夏」
眠そうに目を擦る姉さんも可愛いなぁ。
「ん、おはよう、姉さん。箒起こして来るよ」
「束は…?」
「たぶんもう起きてる」
「そうか…先行くぞ、ふぁぁ」
「うん」
姉さんが起きてるなら後は箒だな、起こすか。
コンコン…
「箒?起きてる?箒?」
こっちはまだ寝てるみたいだ。
「箒、入るよ」
ガラガラ
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