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住民1:「この野郎ぉ!」
住民2:「おらぁ!」
ヒロシ:「ここで喧嘩するのは
やめてください!」
タケシ:「自分はタケシと申します。
暑い中大変でしたでしょう?
あちらにアイスコーナーがあるので
ご一緒にどうです?ここは騒がしですし」
(モンスターボールを抑え込むタケシ)
住民16:「ここは良いので、
スタッフさん方もあちらに行った方
良いのではないでしょうか?」
ヒカリ:「いえいえ!今うちの
スタッフが食料を持ってきますので!
皆様はお待ちください!」
サトシ:「くっ!
これもシルフの影響なのか、、」
スーパーが混乱を招いていると、、、
パーン(銃声)
全員:「!?」
突然、スーパー内で銃声が聞こえた。
皆が銃声のした方向を見ると、
そこにはお菓子コーナーの棚の上に登り、
姿勢を低くくしてバランスをとりながら
両手に麻酔銃を構えるマリナの姿があった。
マリナ:「皆、落ち着きなさい!」
サトシ:「マリナさん、、」
ヒカリ:「嘘でしょ、、」
マリナ:「ここで争うのはやめなさい!
貴方達の気持ちは分かるわ。
誰しも食べないと生きて行けないもの。
食料困難になった今じゃ尚更ね、、」
ヒロシ:「マリナさん、、」
マリナ:「でも、今は争ってる場合?
困った時こそ、人は手を取り合って
生きて行かないと、、。それに、
大切なのは食料だけじゃないはずよ?
人が今まで生きてこれたのは、困難な時に
助け合いを紡いできたから、、。
そんな事も忘れたの?」
住民1:「思いやり、、」
住民2:「手を取り合って生きる、、」
住民3:「確かに、、そうだな」
マリナの一喝に、皆は正気を
取り戻した。
サトシ:「おぉ。マリナさん、
良い事言ってる!」
ヒカリ:「あの銃、いつの間にか
私物になってたのね」
マリナ:「今から食料を均等に配るから、
みんな平等に分け合いなさい!
優しさと、思いやりと一緒にね」(微笑)
住民達:「うぉぉぉ!」
マリナが微笑むと、住民達はマリナを
讃えるように盛り上がった。
住民1:「いいぞ姉ちゃん!」
住民2:「ヒュー♪」
タケシ:「なんて凛々しい姿なんだ。
凛々しいだけじゃない、、土台の
お菓子達の緩い絵柄が一体化し、
格好良さの中に可愛らしさを生んでいる。
マリナさん、、やはり貴女は運命の人だ」
カシャッ(写メを撮るタケシ)
カツラ:「ふぅ、、これで大丈夫
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