時期外れの餅リメイクレシピ特集・その2
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が通って来たら、赤ワイン、コンソメキューブ、ケチャップ、とんかつソース、ホールトマト缶、あればローリエを加えて煮込む。時間にして10〜15分くらいかな。時々かき混ぜて焦げ付かないように注意。
煮詰まって来たら味見をして、塩、胡椒で味を整える。ローリエを取り除き、仕上げにバターを入れて溶かし、コクをプラスすれば完成だ。纏めて作っておけば冷凍も利くし、結構長くミートソースを使った料理が楽しめるぞ。と、ミートソースの香りがカウンターの方に漂っていったのか、くうぅ……と可愛らしい腹の虫の鳴き声が聞こえた。誰のだろうと視線を送ると、顔を真っ赤にしてアワアワしている涼月が目に入った。
「す、すみません提督……!はしたなくて」
「いや、いいさ。むしろいっぱい食べる元気な方が好みだぞ?俺ぁ」
病気や貧困で食べられなくて困っている人間も居るってのに、痩せたいとかそんな傲慢な理由で飯を食わないなんて言語道断だ(病気によるカロリー制限は除く)。むしろしっかりと食べて、適度な運動などでスリムな体型を保っている健康的美人の方が魅力的だね。モデルなんかにたまに居る、ガリガリに痩せた女は逆に気持ち悪くさえ見える。
「ほ、本当ですか?」
「おうよ。ってか、基本お前ら線が細いんだからもう少し食えよ……心配になるから」
さて、話が逸れたな。出来立てのミートソースを使って『餅ラザニア』を作っていこう。
《熱々美味しい!餅ラザニア》※分量2人前
・切り餅:4個
・ミートソース:280〜320g(市販のレトルトでもOK!)
・ほうれん草:適量
・ピザ用チーズ:適量
さて、作ろうか。……と言っても、基本はさっきの餅カレードリアに近い。餅は厚みを半分か三等分にするようにスライスし、彩りのほうれん草をサッと茹でておく。ほうれん草は時期によっては小松菜や他の青菜系の野菜に変えても美味いぞ。今回は旬の小松菜を使って作る。
グラタン皿を用意して、ミートソース、スライスした餅、茹でた青菜、ミートソース、餅、チーズの順で重ねる。
後はオーブントースター等で焼くだけだが、カレーと違ってミートソースを焦がすのはあまりよろしくないから、短めの時間でチーズに焦げ目が付けば完成だ。
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