時期外れの餅リメイクレシピ特集・その2
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レー、ピザ用チーズ、餅、カレー、チーズの順に重ねていく。後は余熱しておいたオーブンで15分程、こんがりと焼き上げれば完成だ。
「はいよ、『餅カレードリア』だ。熱いから気を付けろよ?」
じゅうじゅう、グツグツと湯気を上げるドリアを前にして、ゴクリと喉を鳴らす3人。いざ食べようとフォークを突き入れれば、こんがりと焼けたチーズと熱々のカレー、そして柔らかくなって伸びる餅が顔を出す。それらをしっかりとフォークで絡め取り、ふぅふぅと息を吹き掛ける。しかし冷まし過ぎては美味くない。まだ熱そうなそれを口に頬張れば、
「「「〜〜〜〜〜〜〜っ!」」」
3人揃って声にならない悲鳴を上げている。余程熱かったのか、涼月なんか涙目で悶えている。ちょっと背筋がゾクッとしたのは内緒だ。
「だから言ったろ?気を付けて食えよって」
「れも、あんまりひゃまひたらおいひくないとおもっひぇ」
呂律が回ってないぞ、照月。
「しかし、流石に美味いよ提督。口の中が火傷しても食べたくなる」
初月がそう言うと、涼月もウンウンと頷いている。
「そうか。ミートソースを使った『餅ラザニア』もあるんだが……食べるか?」
「「「食べる!」」」
良い返事だ。
《今さら聞けない基本のミートソース!》
・挽き肉:500g
・ニンジン:1本
・セロリ:1本
・玉ねぎ:1個
・赤ワイン(無ければ他のお酒や水):200cc
・コンソメキューブ:3つ
・ケチャップ:大さじ5
・とんかつソース:大さじ5
・塩、胡椒:少々
・ホールトマト:1缶
・バター:10g
・ローリエ(あれば):1枚
・オリーブオイル:大さじ2
ラザニアはパスタとホワイトソース、ミートソース、チーズを重ね合わせて焼き上げる料理だが、今回はホワイトソースを省略。まずはミートソースから作っていこう。
玉ねぎ、ニンジン、セロリは細かく刻んでおく。他にもにんにくや干し椎茸なんかのキノコ類のような香味野菜を足しても美味しいぞ。
フライパンにオリーブオイルを引いて熱し、刻んだ野菜を炒めていく。肉を入れる前にしっかりと野菜を炒める事で、野菜からの旨味や出汁を引き出す。更に炒めて飴色になってくると、ソフリットといってイタリアンの隠し味に使う野菜ペーストになるんだが……今回はミートソースの具材にするために食感を残したいので、そこまで炒める必要は無いぞ。
野菜に油が回って玉ねぎが透き通って来たら、挽き肉を投入。種類は問わないが、出来れば豚や牛のように脂身のある肉の方がいい。脂が多すぎるとしつこくなるが、やはり旨味に繋がる事には間違いないからな。
肉に火
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