第二章
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時間がなくなって」
「いつもの紅茶にしたけれど」
皆でそのいつもの紅茶を飲みつつお話をしています、トム達はお母さんとお父さんのお話をよそにお魚をとても美味しそうに食べています。
「それでもいいっていうのね」
「僕はね。美味しい紅茶が飲めるなら」
「いつものでもいいのね」
「そうだよ、僕は別にいいから」
「ううん、折角探したのに」
「気にしないでいいよ」
「けれどまた選ぶわ」
ここでまた言ったお母さんでした。
「時間があればね」
「それで新しい紅茶を飲んでみるんだ」
「そうするわ、折角リビーちゃんと探したし」
従姉妹のその猫とです。
「またね」
「それでいい紅茶に出会えたら」
「皆で飲みましょう」
こう言うのでした、今はいつもの紅茶を飲みながら。
タビタ奥さんのお話 完
2017・7・11
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