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ヒカリ:「明日の事なんて考えたくもない。
ポケモンの事もみんなの事も、守らなきゃ
いけないものは沢山あるのに、、。
明日が来るのが怖い、、。
また何かを失いそうで、あたし、、。
サトシが帰って来た時は怒ってたけど、
本当は凄く嬉しかった」
サトシ:「!」
ヒカリ:「だから今こうしていると、
凄く安心する、、。いつどうなるか、
分からないから、、」
サトシ:「ヒカリ、、」
ヒカリ:「、、、おかえりなさい」(笑顔)
サトシ:「!」
ヒカリが顔を上げると、涙ぐんだ瞳で
精一杯サトシに微笑んた。
サトシ:「ヒカリ!!」
そしてその笑顔を見た時、サトシは
無意識の内にヒカリをベッドに
押し倒してしまった。
経験や知識も関係無い。人として
本能的にとった行動であった。
ヒカリ:「、、、」
サトシ:「、、、」
互いに動じず、見つめ合う2人。
ヒカリはサトシの行動を受け止め、
涙が頬をつたう中
ヒカリはそっと目を閉じた。
置かれた状況下で初めて知る自分の本心。
かつて共に旅をした仲間、
苦難を乗り越えた相手。
守りたいという思いは愛しさとなり、
サトシはヒカリを女性として意識した。
サトシ:「、、、」
次第に距離が縮まる中
サトシはそっと唇を寄せ、
互いの想いを重ねようとした。
すると、、、
ピンポンパンポーン(アナウンス)
サトシ・ヒカリ:「!!!」
カツラ:「各自に告ぐ。
街の住民が外からスーパーを襲撃中。
大至スーパーに集合するように。
繰り返す。街の住民が外からスーパーを
襲撃中。皆、大至急スーパーに集合せよ」
突然、カツラからの緊急連絡が入った。
サトシ:「ヒ、ヒカリっ」
ヒカリ:「え、えっとあの、、」
サトシ:「しゅ、集合しないと!」
ヒカリ:「そそそ、そうみたいね!!」
2人は心の整理が出来ないまま
スーパーに向かった。
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