128敬天会も糸冬了
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妹候補からも除外、佐祐理の妹からも除外、ここにチョロインさんの死刑が決定された。
(死fhrgsjはwづghghふぁlghl;rjhgsr;jhs)
謎の呪文と言うか、月宮流でも天野流でも日本語ですらない呪詛を唱えて、存在自体を破壊して破滅させ始める舞の胴体。
この子の幸運値が無いのは、この時空から開始されたのではないか? と思えるぐらいの呪いが叩き込まれた。
(姉さん、止めなよ、これ以上余計なことすると、姉さんの方をこの世から消すよ)
(えっ?)
弟クンのことだけを考えて、姉として行動していたのに、その愛?が受け入れられず「余計なこと」とまで言われて愕然とする。
(天孫降臨は時期も来てたから許そう、鬼武者使って暴れるぐらい、余興だから許そう。でも、巫女の一人減らすと言うなら許さないよ)
委員長の忠告を聞くまでもなく、下手な鉄砲も数打ちゃ当たるで、変な能力に目覚めて思わぬブレイクスルーが見つかる可能性。
舞と舞の魔物の能力のように、全て知り尽くして来て利用し尽くし、それでも壁を破れなかったのとは違い、新しい可能性を絶たれるのを拒んだ。
(そんなっ、私よりこんなブサイクで馬鹿で間抜けで無能な女がいいのっ?)
(僕は姉さんの、そんな無様で無能な所が大嫌いだ)
その言葉は、舞の存在の根幹を揺るがせる。この世の拠り所の一つ、母よりも大切で、もしかすると佐祐理よりも大切な弟で運命の少年。
その相手からの拒否は、この世に片足だけ置いている、舞の存在自体を拒否されたことになる。
(イヤアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!)
舞は現在のイザナミでは無かったが、自分で切り開いた時空の裂け目を大きく裂いた。
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