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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第21話 久々の日常、小猫デートします!!前編
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す、皆さん」


 笑顔で挨拶をかわすと女子生徒の一人がニヤニヤした表情で話しかけてきた。


「ねえねえ塔城さん、塔城さんって兵藤先輩と付き合ってるの?」
「ふえっ!?」


 突然の発言に思わず声を出してしまいました。


「ど、どうしてそんな話が…?」
「だって塔城さん、よく兵藤先輩と一緒にいるじゃない。しかも私たちが見た事もない満面の笑みで!」
「これはピーンと来ちゃったんだよね」
「で!で!実際どうなの?」


 女子はコイバナが好きだって聞きますがちょっとこの女子Aさんのテンションについていけないです。


「付き合ってはいません…付き合いたいとは思ってますが」
「きゃあーーー!!付き合いたいだって!!!」
「やっぱり兵藤先輩のこと好きなんだ!」
「でも兵藤先輩って怖いって噂があるよ?大丈夫なの?」


 女子Bさんと女子Cさんがキャーキャーとはしゃぐ中女子Dさんは心配そうな表情でそう聞いてきました。


「それは間違いですよ、イッセー先輩は優しい人です。私の我儘を聞いてくれますしいつも美味しい料理を作ってくれますし頭をナデナデしてくれます。それに先輩って意外と茶目っ気があって可愛い所があるんですよ?例えば私にジュースを奢ってくれた時があったんですが私に渡そうとしたとき頬に冷たいジュースをくっつけてきたんです、その時の先輩のいたずらが成功した子供みたいな笑顔が本当に可愛くて……って皆さん、どうしたんですか?口から砂糖を吐き出しそうな顔をしてますが?」
「あ〜…いや、なんていうか…乙女だよね、塔城さんって」
「私は女ですよ?」
「皆さん、おはようございます。朝礼を始めますから席に戻ってくださいね〜」
「「はーい!!」」


 私が首を傾げていると私のクラスの担任のティアーユ先生が教室に入ってきたので私の席に集まっていた方々は全員自分の席に戻りました。



ーーーーーーーーー

ーーーーーー

ーーー


「〜でここはこういった式を使います。そして…」


 朝礼が終わり今は授業中、私は黒板に書かれた図や式をノートに写していますがその最中に先日の洞窟の砂浜での事を思い出していました。


(確か洞窟の砂浜を出た後にグルメ警察が来ていたんですよね)


 謎の生物と遭遇したあの後私たちが洞窟の砂浜から出るとそこには多くの人が何かの作業をしていました、イッセー先輩の話では作業をされていた方々はグルメ警察という組織の方々だったそうです。警察ということは何か事件が起きたのかと思いましたがイッセー先輩は見ない方がいいと早々にその場を後にしました。


 因みにイッセー先輩が赤龍帝だってことも部長たちに話しました。先輩がドライグって叫んだか
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