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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第21話 久々の日常、小猫デートします!!前編
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フワフワで美味しいです。


「そのパンズはムキムキコムギで作った俺の手作りだ。市販の物よりもフワフワで生地の味が強いから濃厚なハンバーグやチーズも負けずしっかりと主張する。パンズとハンバーガー、チーズにトマトやレタス、これらが纏まって一つの美味いハンバーガーになるんだよな」
「あ、それ何かの漫画で見ました。肉が良くてもパンズが駄目だとハンバーガーとしては駄目だと」
「あはは、まあただの受け売りさ」


 雑談をしながら朝食を終えて駒王学園の制服に着替えて三人で学校に向かいます。


「そういえばイッセー先輩ってグルメ界で仕事をするときもその学生服ですよね?」
「ああ、グルメ界で仕事を終えた後にそのまま学校に向かうってのも結構あったからこのままの方が楽なんだ。まあ破れたりもするからスペアを大量に持ってるんだ」
「そうだったんですか?猛獣とかって匂いが強いタイプもいますから服に匂いが付いたりしないのかなって思ってたんですが…」
「俺の知り合いに匂いのスペシャリストがいるからその人に特別な香水を作ってもらってるんだ」
「へえ、先輩って案外おしゃれさんなんですね」
「まあエチケットには気を使わないとな」

 
 会話をしながら駒王学園を目指して歩いていきます。学園に近づくにつれて人も増えてきました。


「あ、小猫ちゃんだ。今日も可愛いな〜」
「バッカ、お前アーシアちゃんが一番だろうが」
「…ってまた兵藤と登校してるぞ!?」
「最近あの三人よく一緒にいるけどどういう関係なのかしら?」
「学園のマスコットに学園の聖女、そこに駒王の大食い番長がいるんだろう?木場なら分かるけど兵藤ってそんなにモテたっけ?」
「ワイルド系のイケメンだけど女受けはよくないしな…小猫ちゃんも大食いだって噂があるしそれで意気投合したとか?」
「その理屈だとアーシアさんも大食いって事にならないか?」
「どっちにしろ羨ましいよな」


 私たちを見て周りの人達が私たちについて色々と話していました。私たちがイッセー先輩と一緒に登校するのがそんなにおかしい事なんでしょうか?


「イッセーさん、駒王の大食い番長ってなんですか?」
「そいつは俺の二つ名みたいなもんかな。俺が一年の時駒王町に暴走族がやってきて近隣住民に迷惑をかけてたんだ、それを俺がちょっとお灸を据えてやったんだがその時一人で暴走族を倒した男って事でそう呼ばれるようになったんだ。その後はやたらと不良に絡まれてたんだけど全員軽くじゃれてやったら二度と来なくなったな」
「私が入学する前にそんなことがあったんですか…」


 玄関で先輩たちと別れて自分の教室に向かう、私が席につくと何人かの女子生徒が近づいてきた。


「おはよう、塔城さん」
「おはようございま
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