502
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
20分後、、、
サトシ:「さて、そろそろ向かうか」
準備を済ませ、広間に向かう為
部屋を出るサトシ、、。
廊下を歩く中、サトシは途中で
立ち止まった。
そして、、、
サトシ:「、、今の内言っておくか」
一言呟いた後、サトシは引き返して
とある部屋に向かった。
サトシ:「まだ怒ってるかな」
向かった場所は、渾身のビンタを
放ったヒカリの部屋。
ヒロシに謝った方が良いと言われた為、
サトシは広間に行く前に謝罪しようとした。
そして何より、出迎えた時のヒカリの表情が
気になっていたのである。
サトシ:「ヒカリーっ、入るぞー」
ガチャっ
サトシ:「実はお前に
言いたい事があっ、、え?」
ヒカリ:「、、、サトシ、、」
初めて入るヒカリの部屋。
自分の部屋と違い、開けた途端に
女性らしい甘い香りが漂い、中も
ピンク色の絨毯やドレッサー等の
模様替えグッズが綺麗に設置されていた。
そして、その華々しい部屋の真ん中には
湯上がりで体から湯気が上がったまま、
バスタオル一枚で身を隠す
ヒカリが佇んでいた。
恐らく、脱衣所に下着を持って行くのを
忘れたのだろう。ヒカリの手には、
下着が握られていた。
サトシ:「あ、、その、、、」
ヒカリ:「きゃぁあぁぁ!!」
サトシ:「うあぁあぁぁ!」
ヒカリ:「バカーー!!」
バキッ!!
この時、サトシは生まれて初めて
女性にグーで殴られた。
又、ヒカリ自身もグーパンチはこれが
人生初めてであり、
殴った拳が下着を握った手である事を
後悔したのはまた別の話である。
その後サトシは一旦マリナの元を訪れ、
手当てをしてもらった後
再びヒカリの部屋に行き、
誤解を解こうと説得した。
ヒカリ:「どうして!?どうして
ノックしないで勝手に入るの!?
あり得ないわ!!」
サトシ:「ヒカリは風呂が長いから、
どうせ広間での作戦会議が終わった後に
風呂に入ると思ってたんだよ!
タオル巻いてたんだからいいじゃないか!」
ヒカリ:「それは言い訳なの!?
それとも開き直りなの!?場合によっては
もう一発いくわよ!?」
サトシ:「マリナさんから貰った
キズぐすりで振り被るのは止めろ!
、、そうだ話!話があって来たんだ!」
ヒカリ:「知らない!もう知らない!」
本来の目的を思い出したサトシは
聞く耳を持たないヒカリに
話を持ちかけた。
サトシ:「ヒカリ、その、、悪かったな」
ヒカリ:「フン!前からデリカシー無いの
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ