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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第五話
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階段を上り始めた時からさらに強まった違和感を知りたいという気持ちと一夏君に会いたいという気持ちで私は走っていた。

そして私が一夏君が居る部屋のドアに手を触れた時、今まで感じてた違和感がぼやけた感覚を覚えた。

「へ〜ここが一夏君の…」

私はドアを開けた。

ゴオォッ!

そんな音を聞いた気がした、部屋に入った瞬間何かしらのプレッシャーのようにようなものを感じたのだ。

ぼやけていてもこんなにも威圧されれば気付く、何かがこの部屋に居る。

私はそのプレッシャーに圧され立ち止まってしまった

「こら、束、一夏が寝てたらどうするんだ?ん?どうしたんだ束?」

「い、いやなんでもないよ」

ちーちゃんは勘はとても鋭いけれど霊感の類いはない。

部屋にはベビーベッドが置いてあった、私はそのベッドに近づいた…

ベッドに近づく度にプレッシャーが大きくなっていく、なぜだろう?この子には何か憑いてるのだろうか?

ベッドの前まで来た、寝ている赤ん坊は目や顔立ちがどことなくちーちゃんににていた。

だが私は、ただの赤ん坊である一夏君と目を合わせた時、覗かれたような、見透かされたような感覚を覚えた…

「へ〜この子が一夏君?ちーちゃんそっくりだね」

そんな事を言いつつも私は早くこの場を離れたかった。

「そうだろう?ほら一夏、コイツは私の親友の束だ。挨拶できるか?」

「あ〜う〜?」

「どうだ?束?可愛いだろう?」

そう、ちーちゃんが聞いてきた、確かに可愛いけど箒ちゃんほどじゃ無いかな。

「そうだねぇ、箒ちゃんほどじゃ無いけどね」

そう言うとちーちゃんは不思議そうに言った。

「お前が家族以外で初対面の者を認めるとは…熱でもあるのか?」

私ってそんなイメージなのかー…
そーなのかー…

でも、これでこの場を離れられるかもしれない。

「あ、ああ、うん、ごめんけど今日は朝から少し気分が悪いんだ、もう帰るよ…じゃあね、ちーちゃん」

そう言って出て行こうとした。

「大丈夫なのか?すまない、無理やり連れ出してしまって…家まで送るぞ」

ちーちゃんは優しいなぁ。

「大丈夫だよちーちゃん、弟君に、いっ君に着いててあげて」

よし、これから一夏君の事はいっ君と呼ぼう。

「ふむ、そうだな、だが玄関までは送らせろ。一夏すぐに戻ってくる。行くぞ束」

「うん、ちーちゃん、じゃあねいっ君」

私は小声でお母さんに教えてもらった呪文を唱えた、この呪文はいい霊には効かないけど悪い霊には効くらしい。

「りん、ぴょう、とう、しゃ、かい、じん、れつ、ざい、ぜん」

「………ッ!?」

ゴウッ!という音が再び聞こえプレッシャーが強
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