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楽園の御業を使う者
CAST22
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「戦争でも起こすおつもりですか?」

「四葉と俺の関係は七草が探れるほど明確でもないだろう?」

「そうですけど…」

「さぁ、帰ろうぜ。
さっさとベッドに飛び込みたい」

「今日も私の抱き枕にしてもよろしいですか?」

「敬語なのに敬ってないとはこれ如何に」

「敬っておりますとも。
ただ、白夜様に対する『可愛い』が勝っているだけです」

「ああ、もう、どうでもいいから早く帰ろう」

「かしこまりました」



22:17

「はふー…」

風呂は命の洗濯とはよく言った物だ。

「白夜様。お背中流します」

とバスルームの曇りガラスに、脱衣場の水波のシルエットが写る。

「おー…水波か…ちょっと待て」

"なんでもひっくり返す程度の能力"

「いいぞー」

からからと扉が空き、水波が入ってくる。

「おや、今は白夜ちゃんでしたか」

「おまえなー、男女で入る訳にはいかんだろ。
俺が女になれば解決だろー」

「そうですね」

水波と風呂に入った後、ベッドに潜り込むと、隣に水波が入ってきた。

「おやすみ、水波」

「おやすみなさい、白夜様」

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