暁 〜小説投稿サイト〜
俺達は何を求めて迷宮へ赴くのか
続々とお蔵入りネタ集
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や移動手段を掴みました。
 実はこの煉瓦屋、ちらっとですがアルガード編で登場してます。新聞連合のパラベラムが道を聞いた人です。そもそも粗方開発の終わったオラリオで煉瓦屋なんてそうそう儲かるものじゃないので怪しかったみたいです。この煉瓦屋には転送魔方陣に加えて地下直通のトンネルが存在していて、それを調べた結果、ユグーとキャロラインがダンジョンで偶然発見したビスマス結晶的な穴が採掘後であったことも判明しました。そこまで分かれば後はオーネスト特有の何でそんな事断定できるんだよって聞きたくなるのに最終的にはど正解な直感推理で判明する訳です。


 ここからオラリオはアフラ・マズダの眷属を結界で物理的に遮断し、迎撃態勢に移ります。

 まずオーネストは、術者として異端手前のガンダールや術に造詣の深い神々を集めてバベルを改造。大気圏外からの攻撃を想定した様々な仕掛けや術をフル動員で挑みます。これに関しては天界から神の知恵を使うなと文句が来ますが、オーネストは「これが失敗すればオラリオは滅び、次の標的は天界だ。守られている分際で文句を言うな」と文句を一蹴。天界は渋々ながら人類文明に損害を与えない範囲で神の力の開放を許可します。

 街は避難したい人間は避難させ、戦力にならない下位冒険者や一般人は次々に疎開。アフラ・マズダの作る世界はあくまで人間の為の世界であるため、無理にオラリオに残って死地に身を投じる必要はないという判断です。これによって去る者もいれば、残る者も多く出ます。

 各ファミリアはファミリアの利害の枠を超えてダンジョンでのレベリング、素材集め、各々の鍛錬などでギリギリまで鍛錬。ガウルや浄蓮、ベル達もそれに加わります。リリはそれに付き合いながらもオーネストに変身魔法の教えを請い、めきめきと実力を伸ばします。

 ココはオラリオを出て一度スキタイの魔地とされる「タルギタオスの断崖」へ赴きます。ダンジョンの魔物に匹敵する「何か」が蠢くが故に存在そのものがスキタイに秘匿された地で、ここに踏み入って生きて帰れた者はなく、しかし最深部にたどり着いた者はスキタイの王の資格を得るとされています。
 黒竜戦から力不足を感じていたココは、今一度自分の戦う理由を再確認するために一人でここへ向かいます。一応連絡役兼移動用テイムモンスターを連れたガネーシャ・ファミリアの人が近くまで同行しましたが、彼女は果たしてアフラ・マズダ襲来までに生きてオラリオに戻れるのか……。

 ヴェルトールは重症から回復しましたが、彼は他の誰よりもアズとオーネストの助力が出来なかった自分を責め、そしてオーネストが腹をくくった事を知って自分も本気になる必要があると思います。彼は病み上がりの体を起こし、もうずっと帰っていなかったアルル・ファミリアのホームへ向かい――そして、完成人形
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