第5章:幽世と魔導師
第144話「葉月の背負うモノ」
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まないがついて来てくれ!至急確かめねばならん事がある!」
「ちょ、待ちなさいよ!」
そこで、葉月が一人取り残されている事を思い出し、鞍馬はその場所へ戻ろうとする。
慌てて織姫が、それについて行く。
もちろん、既に優輝に保護されたのだが、それを知るはずもない。
「さっき聞きそびれたから、移動しながら聞くわ…!」
「なんだ?」
翼をはためかせ滑空する鞍馬に並走しつつ、織姫が聞きそびれた事を聞く。
「さっき言っていた式姫の偽物…誰の姿をしていたの?」
「ああ、その事か」
偽物がいると知っていても、それが誰の偽物なのか知らなければ意味がない。
だから、織姫は尋ね、鞍馬もまた、それに答えるように名を告げた。
「……薔薇姫だ」
……そう、優輝達が良く知る名を。
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