第十五部［ゴッドイーター物語］
空白期
第三喰い［僕らは皆生きている、生きているから辛いんだ］
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・・・・
定期的に弁当を榊さんに売却することを条件に雇う件を了承された。
笑ってください。笑顔は人を強くします。誰かの笑顔は、誰かの強さになる。だから、笑ってください日
ムツミちゃんが仕上がった。
まだまだ完璧じゃないけどとりあえず30品ぐらいマスターしたし、
食材の入手経路の確保も済ませた。
後は榊さんと顔合わせ。
さあ行ってこい我が弟子よ。
就職先の斡旋は任せろ。
給料は自分で使っていいから。
後この本が今後覚えていってほしい料理ね。
定期的に連絡するし、
困ったことがあったらすぐに連絡頂戴ね駆けつけるから
後これが当座の必要になるお金。
健康に気を付けるんだよ。
後逃げ出したくなったらいつでも言ってくれれば迎えに行くから。
こいつ馬鹿だ日
久し振りに何でも屋稼業で旅をしていると、
ある集落で歌手が生まれた。
上手いね。
歌に合わせて楽器を演奏したら喜ばれた。
眼鏡をかけた女の人に専属で雇われないかと聞かれたので、
顔出しNGで重要な仕事の時以外はある程度自由にしていいという条件で了承した。
長く生きているとなんでもある程度はできるものだよ
歌手の女の子の後ろで烏のお面をつけて演奏するようになった。
・・・
極東支部に女神が降臨したらしい。
目論見通り私への捜索が打ち切られた。
いろいろ考えていかなくちゃいけないことがある。今だけしかできないことがあるってことだよ日
葦原ユノちゃんスゲー
アラガミが産まれる前にデビューしてたら多分億万長者になってたと思う。
だって歌で模倣習得が発動したもん・・・
何年も生きてるからいろんな技術を学んだつもりだったけど、
全く知らない技術以外で模倣習得が発動するなんて久しぶりな気がする。
しかもまだ伸びしろがある。
・・・
育てるか？
まだ技能的にはつたない部分もあるし・・・
ずっと笑顔でいられるって言うのが、一番の幸せだよ日
うん・・・
化けた。
天才だね。
教えたら軽々と技能をマスターしていくから正直自信無くすわぁ・・・
これだから天才は・・・
むしろボイストレーニングすらしてない小娘相手に模倣習得が発動したのか・・・
脅威の才能だな・・・
真に正しいことなど、この世に何一つないぞ日
既に教える技術がねぇ・・・
むしろセイレーンと
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