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ジオン公国転生記
第16話 SEED編
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負けられないんだよ」
 ユーリ「水面蹴り!」

 
 ジャスティスが漸く立ち上がった。
 続いてフリーダムもふらつきながら起き上がった。
 
 
 ユーリ「あきた。もうやめだ。ロケットエンジン点火。落とせ」

 
 ユニウスセブンの各所に配備されたロケットエンジンが点火、ゆっくりと動き出した。


 キラ「やめろ、やめてくれ、ユーリお願いだ、やめてくれ」
 ユーリ「キラ、力無きは無力なり。お前にぴったり。何が全てに対して第3者になる。俺1人止めらない人のセリフじゃないね。君達はウズミと同じだ力も無いのに言葉だけ綺麗事を言う」
 キラ「何でもします止めてくださいお願いします。お願いします」
 ユーリ「何でのする。そのセリフを言ったらみんな止まるの。俺はね止めないよ。戦争をやっているんだ。覚悟がないなら何故MSに乗る。戦闘用MSに乗っている君に綺麗事を言う資格は無い」


 頭にノイズが走った。
 スーパールージュがビームライフルを撃て来る。
 躱す、躱す、躱す止まったバッテリー動力の限界時間だ。

 
 ユーリ「みんな聞いておけ。オーブが無くなって終わりでは無いよ。オーブが無くなった爆発で大量の土砂が空に舞い上がる。つまり日光が遮られ地球は冷えてゆく、作物は育たなくなり食料不足が起こるだろう。そしたらどうなる。人は食料を奪い合う戦争が起きる。飢餓と戦争大勢死ぬだろう」

 キラ「殺す、殺す、コロス、こいつを殺すんだ!!」 
 ユーリ「やっと理解したね。そう殺さなければ殺されるそれが戦争だ。人を殺すのは嫌でも戦争は止めます、出来ないよそんな事助けた相手が又攻めてきて無関係の人を殺す。それはただの自己満足だよ」
 キラ「こいつさえ殺せば止まるんだ。殺せ殺せ殺せ!!」

 フリーダムの動きが殺意に満ち溢れてる一挙手一投足に殺すと言う思いが乗り移っている。
 だが俺にはあたらない。

 ユーリ「アスラン大人しいな」
 アスラン「俺はもう・・・・・」
 ユーリ「戦えない?じゃあ戦える情報。プラントに設置されたのは毒ガスで無く睡眠ガスでした」
 アスラン「えっ!」
 ユーリ「プラントのコロニーは全部地球を目指してます。まあプラントだけで無く全てのコロニーね。そうこの際この世界破壊していこうと言う事になり全部地球へ落とします」
 アスラン「き、貴様!!」
 ユーリ「これで地球に人は住めない。コロニーも無いCEはあと数日で終わります」
 アスラン「お前らはそれでも人間か!!」
 ユーリ「戦争の無い世界の創造者だね」
 キラ「アスラン聞くな、殺せばいい」
 アスラン「うぉぉぉ!!」
 ユーリ「ギャラリーの皆さんも参加していいですよ。俺を止めないと地球無くなるよ」

 
 アークエンジ
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