ターン2:入学試験は激痛を添えて!
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まだもう少しあるな。
始まるまでの間、ゆっくり休んでてくれ」
『それじゃ、お互いに頑張ろうな!』と言い残して出ていく三沢君・・・
さっさと試験を終わらせて帰るつもりだったけど・・・うん、せめて応援しよう。
応援して『お疲れ様』言うまでは残っとくか・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
「受験番号11番、斎藤瑞樹です。先程は多大な御迷惑をお掛けした事
深くお詫び申し上げます。」
「体調不良の件については事務員と受験生から聞いているので問題はないぞ。
但し、これからは成るべく事前に連絡を入れるよう心掛けてくれ・・・
ところで実技試験の方は始めても大丈夫かね?」
「はい、皆様のお蔭で大分良くなりました。一度くらいならば問題ありません」
「分かった。では早速、実技試験を始める!デュエルの勝敗が試験を左右する事は無い
ので、普段通りの実力を見せて欲しい。いくぞ!!」
「「デュエル!!」」
瑞樹:LP4000
試験管:LP4000
「・・・あ」
「む?」
ドローしたカードを見て目が点になったんだけど・・・おっかし〜な・・
今回使うのはネフティス繋がりの炎王だった筈、何で趣味全開のデッキになってんだ
コレ使ったら大問題というか、引かれるというか・・・
「・・・済まない、どうやらデッキを間違えたようだ。」
アンタもかよ、いや良いんだよ? やり直してくれても・・・
「受験生相手に私のデッキを使うのは気が引けるが・・始まってしまった物は仕方ない。
このままデュエルを続行する!!」
手加減してくれてもいいのよ!!? 臨機応変に行こうよ先生!!
「先攻は受験生に譲る形式となっている、さぁドローしたまえ!」
「・・・分かりました、では有難く先攻は頂きます。ドロー!」
ドローしたカードは・・・うん、呼ぶしか無さそうだ。言い訳考えとかないとなぁ・・
「私はチョコ・マジシャン・ガールを攻撃表示で召喚!」
俺のフィールドに出て来たのは露出度の高めな服装に身を包んだ女の子。
黒ストにガーターってだけでもポイント高いのに顔もスタイルも素晴らしい・・・
当然、会場(主に野郎共だが)の空気は盛り上がる。おいチョコ・・
お前もウィンク決めるな。男子の鼻の下がえらい事になってるぞ
「チョコ・マジシャン・ガールの効果発動! 1ターンに1度、手札の魔法使い族を
捨てる事でデッキからカードを1枚ドロー出来ます。」
チョコが目を閉じて魔法の詠唱を始めると・・・その・・絶対領域がフワッとなって
男子の目が釘付けだ・・・女子から発生する負の
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