第七十五話 地獄の視察録
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
、
ロイエンタールの時のように優勝者へのキスを期待しているのですね。
恐らくは、取り巻きや金使って、いかさまする気満々ですね。
そうでもしなきゃ、フレーゲルが勝てる訳がないじゃ無いですか。
父様が居るので、フレーゲルでも2年から最初に行く訳には行きませんから。
四年から始まります。
禿が進んでいる校長が先導で、私の横をフレーゲルが話しかけながら歩いてくるんですよ。
「皇女殿下、この場所はかの有名な3代目ブラウンシュヴァイク公エーリッヒが植えた記念樹でございます」
「ほうーそうですか」
おざなりですよ。
「私の戦い方是非ご覧下さい」
「判りましたわ」
やるきなーい!
其れから4年の教室へ着くまで、延々と話しかけてくるんですよ、
うんざりです。
4年は、戦略論ですね。ザイドリッツが居るはずですが判りません。
あーうざい。
横で話されると苛つきますね、レーザー水爆にでも縛り付けてフォークとロボスにでもプレゼントしたくなりますよ。
おやおや?彼処に居る。くすんだ金髪の生徒は見たことがある気がしますが、
誰だったかな?
んーーー、あっ少しこっち向いた。
あの顔は、シュナイダーじゃないか?
メルカッツ提督副官の、ベルンハルト・フォン・シュナイダーだよ。
おー460年生まれだったか、こりゃ来年辺りメルカッツ提督に推薦しよう。
此だけでも多少なりとも気が晴れる。
横でフレーゲルが何か有りましたかとか聞いてくるが、
いいえ皆頑張っていますのねって、適当に言ったよ。
此だけの戦果で次に3年生へ。
3年には、ミュラー、キスリング、フェルナーがいるからね、フェルナー以外は引き込みやすいが、
フェルナーは非常に話が合いそうなんだけど、ブラウンシュヴァイク公の紐付きだから危険だね。
廊下でも話しかけてくるからねー。
フレーゲル少しは黙れ!
3年生は補給関連の話ですね。
おー、的確に話していますね。わかりやすい教官ですね。
知らないキャラですから、只のモブキャラですね。
相変わらず9歳児に色目を使う17歳不気味ですね。
ロリですが、、まあ此は私に付いてくる地位や名誉や何やらが目当てだと判りますし、
対処しようがありますけどね、今は無理ですね。
此奴が横にいるだけでなんて長い時間のだろうか、
嫌になるけど、みんなにはにこやかにしてますよ。
ミュラーとかキスリングとかフェルナーが居るはずですからね。
けど今日は判りませんね、隣のが邪魔で判りません!
あーあ時間になってしまった、今回は残念><
ここから少し休んで2年の格闘の受業です。
フレーゲルが名残惜しそうに着替えに行きます。
いいから。二度と帰ってくるな、ハイネセンでも行ってしまえ!
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ