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新訳紅桜篇
8  口は災いの元
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、いや、監禁することだってできるんだぜ?」

彼の右目が妖しく光る。

_「いえいえ、遠慮しておきます。
そんなことされたら私、自爆します。
壊れちゃいます。」

_「いいぜェ、いっそ壊れちまえ。オレと一緒に。」



ハイ、出ましたー!
晋助の厨二病!なんでもかんでも壊したい病!

_「高杉、」

_「晋助、だ。いい加減覚えろ。」

_「晋助、そんなんだから、背が低いのよ。
もっと大人になろうよ、ね?」

_「ほぅ…分かった、今日と明日は俺の部屋に監禁する。」

_「ちょっと待って、ちょっと待って、お兄サン?
分かった分かった、さっきのは撤回するから、

任務にいかせて、ね?」

_「ダメだ、おれを侮辱した罪、お前に分からせてやる。」

_「ヤダー!」

_「何をいっても無駄だ、零杏。
大人しくしておけ、お前に拒否権はない。」


クソォー!!!!!!

結局、今日の予定は全てパァーだ。

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