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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第四十二話 機動六課のある休日 5
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スカは、苦笑いをしてラピッドガーディアンをシングルモードに移行させた。
「アスカ!ギン姉と私で隙を作るから、カッコイイ所を見せてよね!」
「人使いが荒い事で!」
アスカはそう言いつつ、カードリッジを一発消費する。白く輝くラピッドガーディアン。
「ギン姉は左お願い!」
「分かったわ!」
ガジェットのレーザーをトライシールドで防いだギンガが左のアームに殴りかかる。
同時にスバルが右のアームに攻撃を仕掛ける。
ナカジマ姉妹に押さえつけられているガジェット。中央がガラ空きになる。
「うおぉぉぉぉぉぉぉ!」
そこにアスカが駆け込んでくる。
シグナムから授かった一撃必殺を放つ。
「紫電一閃!」
ラピッドガーディアンを一気に振り抜き、3型を真っ二つにする。
ガジェットはそのまま爆散した。
「……まだまだだな」
納得いかないのか、アスカはやや憮然とした。
「そんな事ないよ!いい感じじゃない!」
ポンポンとスバルがアスカを叩く。
「凄い……今の技って、シグナムさんのよね?」
アスカの攻撃を見たギンガが感嘆の声を上げる。
「授かったんですけどね。シグナム副隊長の宝物をもらったのに、この程度じゃ怒られちゃうな」
ポリポリと頭を掻くアスカ。
「充分だと思うけど?」
ギンガは、何が不満なのか分からない。
「本物を何度も見ていますからね。喰らっている本人が一番よく分かりますよ」
「え?」
(喰らってるって、紫電一閃を?まさかね……)
今度はギンガが苦笑する番だった。
ガジェットの攻撃が止み、周囲に静けさが戻る。
その静寂の中を、アスカ達は慎重に進んで行った。
しばらく進むと、大きな広間に出た。
「ここは……水路の合流地点か?」
薄明かりに照らされた空間を見てアスカは呟く。
豪雨などで地下水路に流れた雨水を一時的にまとめる空間なのだろうか。
その中を手分けしてレリックを探す一同。
「反応はこの辺なんだよな?」
アスカは近くにいたティアナに話しかける。
「ええ。ケリュケイオンのセンサーではこの付近に……」
「ありました!」
ティアナが言い終わらないうちに、キャロがケースを見つけだした。
「これで一安心ね……え?」
ホッとティアナが一息入れた時、その場にいた全員の耳に妙な音を捉えた。
ガン!
「なんだ?」
アスカが周囲を見回す。
ガン!ガン!ガン!ガン!
「なに、この音?」
ティアナが呟くよりも早く、その音は頭上を駆け抜けて行った。
「見えないだと?」
アスカも何かがもの凄い勢いで
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