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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第四十二話 機動六課のある休日 5
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インに指示を出す。
「ちゅう事で、なのはちゃん、フェイトちゃんは地上に向かってヘリの警護。ヴィータとリインはフォワード陣と合流、ケースの確保を手伝ってな」
『『了解!』』
それぞれがはやての指示通りに散らばったのを確認して、彼女は聖王教会に回線を繋ぐ。
「君の限定解除許可を出せるのは、現状では僕と騎士カリムの一度ずつだけだ。承認許諾の取り直しは難しいぞ。使ってしまっていいのか?」
モニター向こうのクロノが心配そうに言う。
「使える能力を出し惜しみして、後で後悔するのは嫌やからな」
自分の意志が変わらない事を、はやては伝える。
「……場所が場所だけに、SSランク魔導師の投入は許可できない。限定解除は3ランクのみだが、それでいいか?」
はやての強い意志を確認したクロノは、許可できるランクを表示した。
「シングルS……うん、それだけあれば充分や!」
ちょっとだけ考える仕草をしたはやてだったが、すぐに笑って答えた。
「はぁ……」
諦めたようにため息をつくクロノ。
だが、すぐにテーブルに手をかざして、小さな魔法陣を出した。
「八神はやて、能力限定解除。スリーランク承認。リリースタイム、120分」
クロノが魔法陣の中央に手を当てると、その場所が赤く反転する。
それと同時に、はやては身体に魔力が漲ってくるのを感じた。
「リミット……リリース!」
古代ベルカ式の魔法陣からはやての魔力光があふれ出し、彼女を包み込む。
リミッターが解除された証拠だ。
クロノとカリムは、聖王教会のモニターでその様子を見つめていた。
「ふぅ……」
残念そうに、再びため息をつくクロノ。
その理由を察したカリムがクロノの肩に手を置く。
「完全解除でない分、許諾取り直しもいくらか易しくなるかもしれませんし、ね」
慰めるように気遣うカリム。
「気休め程度ですがね……地上部隊は上層部が厳しいです」
カリムの気遣いに、クロノは苦笑して答えた。
空高く舞い上がったはやては、夜天の書をその手に取った。
「よし、久しぶりの遠距離広域魔法、行ってみよか!」
攻撃態勢に入るはやてに、ロングアーチから通信が届く。
「ロングアーチ1、シャリオからロングアーチ0、矢神部隊長へ」
「はいな!」
「サイティングサポートシステム、準備完了です。シュベルトクロイツとのシンクロ誤差、調整完了」
バックアップの準備が完了した事を、シャーリーが報告する。
「うん、了解。ゴメンな。精密コントロールとか長距離サイティングは、リインと一緒やないとどうも苦手で」
はやてはSSランク
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