暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第四十二話 機動六課のある休日 5
[4/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
報告がきてます!」
シャーリーの出した指示に、ルキノが間髪答える。
つまり、このレーダーに反応する全てのガジェットが目で確認できるという事だ。
ガタッ
それまで静かにモニターを見ていたはやてが立ち上がった。
そして、副官であるグリフィスに目を向ける。
「グリフィス君」
その一言で、グリフィスは部隊長が何をしようとしているかを理解した。
「……はい!」
グリフィスの返事を聞き、はやては彼にその場を任せて司令室を後にした。
大量のガジェットを打ち落とすなのはとフェイト。
その内の何割かは、魔法攻撃を受けると消えてしまっている。
「幻影と実機の構成編隊?」
厄介な相手に、フェイトは苦虫を噛み潰したような表情になる。
「危ない!」
ガジェットの攻撃に反応したなのはが、フェイトと自分を包み込むようにバリアを展開する、
ガジェットのミサイルは、なのはのバリアを打ち破る事はできずに、ただ二人を爆煙に晒す事しかできない。
「防衛ラインを割られない自信はあるけど、ちょっとキリがないね」
なのはが自分たちを攻撃しているガジェットを見据える。
この全てが幻術なら、攻撃その物を無視すれば良い。
だが、実機体の紛れ込んだ編隊では、放っておく訳にはいかなかった。
「ここまで派手な引きつけをするって事は……」
フェイトの言葉に、なのはが頷く。
「地下かヘリの方に主力が向かっている」
もしくは、その両方か、と二人は考える。
地下にはレリックがある可能性があり、現にガジェットが攻め込んできている。
ヘリを襲う理由は、証拠隠滅。
生体ポッドの少女を消す事によって事件を闇に葬り去るかもしれない。
「なのは。私が残ってここを抑えるから、ヴィータと一緒に」
「フェイトちゃん?」
フェイトの提案になのはは驚く。
「コンビでも、普通に空戦してたんじゃ時間が掛かり過ぎる。限定解除すれば、広域殲滅でまとめて落とせる」
「それはそうだけど……」
フェイトの言うことは尤もだが、なのはは迷う。
「なんだか嫌な予感がするんだ」
「でもフェイトちゃん……」
「割り込み失礼!」
その時、突然二人に通信が入る。はやてからだった。
「ロングアーチからライトニング1へ。その案も、限定解除申請も部隊長権限で却下します」
「はやて!」
「はやてちゃん!なんで騎士甲冑?」
セットアップをしたはやてがモニターに映し出された。
「嫌な予感は私も同じでなぁ。クロノ君から私の限定解除許可をもらう事にした。空の掃除は私がやるよ」
はやてはそう言って、隊長二人とヴィータ、リ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ