CAST18
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ターねぇ…そもそもミストレスがマスターの女性形だからおかしくはないが…
「わかったよ、水波」
「はい、マスター」
………………………
「この状況を一番面白がってるのはお前じゃないかと思うよ」
「はて?何のことやら」
「あぁ…あと、俺やエリカに対してももう少し砕けても良いと思うぞ」
「善処します」
こうして、我が家に新たな住人が増えた。
浴場
「白夜様、御背中…」
「テメェどっから入ってきた!?」
体を洗っていると、背後に水波がいた。
「エリカ様に案内されました」
「あのバカ!?つーかお前も入ってくんな!
恥ずかしくねーのか!?」
「いえ、見た目が女の子ですので」
ぷちん…
「帰れバカ!」
‘あらゆる物の背中に扉を作る程度の能力'
水波の背中に扉が開き…
"密と疎を操る程度の能力"
術式解体を放つ。
「きゃっ!?」
低圧縮率の術式解体に弾かれた水波が、背後の扉に飲み込まれた。
「ふぅ…これで良し…」
「あれー?水波ちゃんは?」
あぁ…もう…!
"境界を操る程度の能力"
「ちったぁ恥らいやがれ糞姉!」
腕を一振りし、エリカの足元にスキマを開く。
「あ!ちょ!待ちなさ…!」
即座にスキマを閉じた。
「あー…ごくらくぅ〜…」
それにしてもガーディアンか…
『また会いましょうね、私の王子様』
「まさか…ね…」
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