男の通過儀礼
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て、現在の危機的状況を知るセラ。
「エ?」
切嗣の思考を読んだクロエだけが脱出、イリヤは父の昔話を聞きたがったので放置。
セラはハンズフリーでインターフォンに出たので、その会話内容は室内の家人にも伝わった。
その状況も聞いていた切嗣は、知り過ぎていた「獲物」を逃さないように、デーモニッシュな笑顔で爆破スイッチを押した。
イリヤとシャーレイもいたが、獲物を逃がすよりは「クロエだけいればいい」感じで爆破した。
「マイア、記憶を取り戻した君は(カレー食ったので)、苦しみ続けるだけだ、地獄で逢おう」
「「「「「「「イヤアアアッ!」」」」」」」
何か観念した表情で、過去の苦痛から開放された感じでふっとばされたマイア。
前回のように何か観念した様子で「よくやった」と言いたげな表情?で、ふっ飛ばされるナタリア。
カレーが切れると、魂まで汚染されていて、ニワトリを踊り食いしたい衝動が有るシャーレイも、死徒に堕ち果てないうちにふっ飛ばされた。
セラとリズとママは、見苦しく逃げ出そうとして、「あ〜るぴいじぃ〜」とかスローモーションで叫びながら、ブラックラグーンのレヴィさん達みたいに逃げ出したが、無事ふっ飛ばされた。
ここでも悪は滅びた?
銭湯
「「何や? ドッカンドッカンうるさい町やのう、昨日から爆発ばっかりやんけ」」
ギル様も、衛宮家が爆破されたことまでは知らないのか、昨日、間桐がエヌマエリシュされた騒音とかを、迷惑行為だと感じていた。
「さあ、士郎、押すんだ」
自分の義理の息子にも手を汚させ、正義を行うにはまず対価が必要だと言いたげに、愛する女でも家族でも、知り過ぎた女を始末するように言い渡す切嗣。
「「で、でもまだ俺には」」
まだ人間の心を持っている傷なし士郎には、ルヴィアや美遊を爆破できなかった。
人間を捨てた傷あり士郎だが、世界よりも大事な妹や、救出した桜を爆破できなかった。
「貸せっ、僕が押してやるっ」
向かいの爆音に気付いて、獲物が逃げてしまわない内に、携帯の発信ボタンを押そうとする切嗣。
「「ああっ」」
士郎の手から奪われ、切嗣の手に渡ろうとした携帯。そこで別の手がスイッチに伸びた。
「あ、ポチっとな」
「「「あれ?」」」
そこで、傷なし士郎の背中に負ぶさったまま、子泣きじじい状態だった龍子が携帯の発信ボタンを押した。
嶽間沢親子も厨二病菌の現役保菌者で、龍子は生まれる10ヶ月前からのガチキャリアで、アルファ感染者で女王感染者。オメガトライブみたいに遺伝子にまで厨二病菌が食らいついているので、士郎への恋心?を失わずに、男湯の脱衣場まで来ていた。
歩く児童ポルノ龍子だが、10歳以下にしか見えないし、実の父親も同行しているので、男湯オッケーである。
「「
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