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タケシ:「ヒカリの方はどうだ?」
ヒカリ:「タマムシシティも
似た感じだけど、一つだけおかしな事が
あったわ、、」
サトシ:「おかしな事?」
ヒカリ:「パチンコ屋の”マルマン”が
あるでしょ?あそこだけ、何故か
シルフの社員達が厳戒体制で警備してたの」
ヒロシ:「パチンコ屋を?」
ヒカリ:「えぇ、、。何だか、
社員が出入りしてて、シルフカンパニーと
同じくらい厳重な警備だったから、
深入りはやめて戻ってきちゃったけど、、。
でも、あそこはきっと何かあるわ!」
カツラ:「タマムシか、、。あそこは
立体映像に出来んから、探るには
ちと危険じゃの」
ヒロシ:「じゃあフブキ巡査を通して
ハンサムさんに探ってもらおう」
カツラ:「問題はワタル達じゃ。
今のワシらに、ワタル達と同等に
渡り合える力は正直言って皆無、、。
元々の実力に加え、奴らはポケモンに
改造を施しておる、、。シルフに
仮にシルフへの突入を食らわした所で、
あやつらが出てきたら元も子もないじゃろ」
マリナ:「そうですね、、。昨夜も
ヒロシ君のアークがテレポートして
くれたおかげで脱出出来たんですもの。
それも、簡単な事じゃなかったけど」
サトシ:「、、、」
タケシ:「、、サトシ。
あまり背負い混むな。何も正面からの
バトルが全てじゃない。向こうは
改造を施してる可能性があるんだ。
お前や俺たちの実力が無い訳じゃない」
サトシ:「あぁ、、分かってる。
分かってるさ、、でも、シンジは
そうはいかない」
タケシ:「、、、」
サトシ:「あいつは、、シンジとは、
必ず正面から対峙する事になる、、。
俺は負けられないんだ、、、」
タケシ:「、、なるほど。プライドも
作戦も関係ない、どっちに転がろうが
”避けられないさだめ”って奴か」
ヒカリ:「、、、」
ヒロシ:「、、サトシ。
そろそろ、その顔の傷はどうしたのか
教えてくれないか?」
マリナ:「そうね、、どうしたら
そこまでやられて無事に帰って来れたのか、
経緯を教えてちょうだい」
サトシはクチバでの出来事を話す事にした。
サトシ:「、、傷自体は、俺の特訓みたいな
もんだよ、、あの女の人、アキノさんが
シルフの戦い方を教えてくれたんだ。
さっき言ったように、シルフはバトルで
トレーナーを狙ってくる。だからもう、
ポケモンバトルは成立しないんだ」
五人:「、、、」
カツラ:「、、、ふむ」
サトシ:「だから、シルフとのバトルは
常に命をかけた戦い、、。負けた
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