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ら
冗談では済まされないんだ」
タケシ:「なるほど、、そりゃあ
厳しい現実だな」(苦笑)
サトシの言葉に、皆は一瞬言葉を失った。
そして、、、
サトシ:「、、あともう一つ。
、、俺の中には、もう一つの魂があるらしい」
タケシ:「そうか、、、ん?」
ヒロシ:「サトシ?」
カツラ:「何を言っとるんじゃ?」
ヒカリ:「もう、、この後に及んで
冗談はよしてよ」
カツラ達は、サトシの言葉に
半信半疑であった。
しかし、それも当然である。
唐突にそのような事を言われても、
この場で証明出来なければ見た目も
普段と変わらないからである。サトシは
続けて話した。
サトシ:「俺、今日もアキノさんとの
バトル中、意識が飛んだんだ。
今日だけじゃない、、前にも俺、
”おつきみやま”で倒れただろ?
あの古代書を見てから、何かたまに
変なんだ、、妙な夢も見るし」
その言葉に少し納得したのか、皆は
間を置いて以前倒れたサトシの様子を
思い出した。
サトシ:「俺は今日、誰かに憑依されたまま、
アキノさんとバトルをしたらしい。その間、
俺は以前から見てた変な夢みたいなのを
見たんだ、、。建物のない広い大地で
ポケモンが人を襲う映像。
アキノさんは俺の見たそれを、
昔のカントーだって」
ヒカリ:「ちょっとサトシ、、」
サトシ:「俺の身に危険が迫った時、
そのもう一つの魂は解放されるらしい」
ヒロシ:「身に危険が、、。
つまり、シルフとのバトルとかか?」
サトシ:「あぁ、、。カツラさん。
変装の時使う杖を持って
俺の後ろに立つの、やめて下さい」
カツラ:「ふむ」(杖を構えるカツラ)
マリナ:「、、古代の記憶」
ヒロシ:「えっ、、」
マリナ:「サトシ君の脳には、徐々に
カントーの記憶が刻まれているのかも
知れないわね」
皆が半信半疑の中、マリナだけは
真面目な様子でサトシに言葉を返した。
カツラ:「マリナさん、何か
根拠でもあるのかね?」
マリナ:「根拠なんてありません。
以前倒れた時、脳波を調べても
周波数に異常は無かったんですから。
、、でも、バトル以外で
証明する方法なら他にあるわ」
サトシ:「え?」
マリナは一旦部屋を出て、何かを
持ってきた。
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