第六千八百三十話 阿鼻叫喚は続く
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第六千八百三十話 阿鼻叫喚は続く
あまりにも凄い仁川アジア大会のことを知ってです、さしものモナコもお顔を真っ赤にさせた鮮血を拭いてからイギリスとフランスに尋ねました。
「下手をすれば戦争それも無制限戦争になりかねないやらかしもあるが」
「ああ、そう思うよな」
「宗教関係でもやらかしてるからな、あいつ」
「こんなことがあそこでもあるのか」
「普通にやる可能性あるからな」
「だから注意しろって言ってるんだよ」
「そうか、そんなことをする馬鹿者が出ないことを祈る」
モナコにしては珍しく余裕がないお顔になっています。
「洒落になっていないからな」
「というか食べものやシャワーが不安っていうのはないで」
ベルギーはそこが心配でした。
「ホテルもぼったくりっていうし」
「だから覚悟しろって言ってるんだよ」
「こうして事前にな」
「どんなトンデモ大会になっても驚くなよ」
「もう既に色々なってるけれどな」
「うち行くのがほんま怖くなってきたわ」
真顔で言うベルギーでした、勿論他の欧州の国々も同じ考えです。この大会は恐ろしいとここで認識したのです。
第六千八百三十話 完
2018・2・2
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