暁 〜小説投稿サイト〜
俺達は何を求めて迷宮へ赴くのか
続、お蔵入りネタ集
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を知る。これによって大多数の神が発狂し、大多数の人々がそのイメージに耐えられず精神崩壊し、人類も神も集団自殺や殺人へと走る。雰囲気的にはイデエンド、或いは人類補完計画発動エンド。
 ちなみにこのエンディングに到達する可能性をオーネストは知っていて、当然の如く発狂しない。

 このエンディングの最後は、フレイヤが発狂してオッタル以下ファミリアに人類の皆殺しを命じたり、ロキが「永遠から解放される」とアズに感謝したりと街が混沌の坩堝と化す中、狂気と自棄でオーネストを殺そうとした人々を皆殺しにした死体の山に腰かけたオーネストが空を仰ぎ、「アズ、お前本当にこれで良かったのか……?」と言い残すことで終了する。
 ちなみに皆殺しエンドではなく、それでも生きる希望がある人々が集ってダンまち世界は新たな生死観で文明のやり直しをすることになる。ちなみに魔物はすべて例外なく自傷で死ぬ。


(7.5) 最終決戦前の小話

 アズが本編内でオーネストと別れるような不吉な予感を感じていたのを覚えてますか。実はその思いは本来黒竜との戦いの後にさらに強まっていくことになっていて、黒竜戦以降のアズはまるで自殺前の身辺整理のようにオラリオのあちこちに行ったり普段それほど話さない人と小難しい話をしたり、知り合いを全員呼んで記念撮影したりとします。
 が、今まで以上にのんびりしてるようにしか見えなかったため、オーネスト以外はその事に疑問を覚えることはない……ってな感じに描写するつもりでした。


G最終決戦構想

 人類滅亡計画の最期の詰めとしてアズの力と「こちら側とあちら側の隙間」を欲してアフラ・マズダはアズの拉致を決行します。

 で、ここから重要なのですが、実は本来の構想では黒竜との最終決戦ではオーネストは自分がアキレウスであることを認めるには至らず、黒竜と全力で殴り合った末の引き分けで終わる感じになっていました。その後黒竜が人化するのも魔王の話の後の事で、「/ /(超えてはいけないライン)」も超えてない状態でアズと一緒に襲撃を受けます。

 精神的に脆い部分を補いきれなかったオーネストはアフラ・マズタのリミッターが外れたファミリアの圧倒的な力を前にアズを援護する余裕がなくなり、アズも魂の摩耗という欠点を突かれてとうとう力尽き、拉致されてしまいます。この戦いにはゴースト・ファミリアのメンバーとしてココとヴェルトールが参加していましたが、ココは剣が折られて敗北し、ヴェルトールは瀕死の重傷を負い、他の面子が駆けつけた頃には傷だらけで慟哭するオーネストしか残っていないという有様でした。

 この後オーネストは黒竜後編の精神暴走状態と同じような精神に陥り、アフラ・マズタの軍勢に一人で立ち向かって果てようとします。これはオーネストの「何もうまくいかない人生」
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