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ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第254話 助ける為に
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ってたのがけっこー 良い具合にムカついた。だからもれなくサービスマイナスポイントだ。どうだ嬉しいだろ?」
「全然うれしくねーし! マイナスって時点で! それに採点に絶対私怨入り過ぎだろーーっ! も、もーちょっとこーへいにしてくれーーっ!!?」
「オレはいつもいつも公平だ」
「うそつけー! ぜーーったい私怨入ってるだろっ!? 今までの分まとめてるだろー!? アルゴのとか、クラインのとかのオレに纏めて!?」
「……さぁ、どうだろうな。オレ、判らん。ってか、私怨だろうが何だろうが、和人が言ったのは事実は変わらないだろうが」
「そ、そのとーりです! オレ悪かったです! すんませんでしたぁ!!」
この2人の光景も 結構恒例だったりする。面白おかしくケンカする2人を見るのは本当に微笑ましかったりするから、先ほどまで喜んでいた2人もニヤニヤと笑ってみていた。
だが、別の2人…… ずっとお預け状態になってしまってる明日奈と玲奈。いつもなら同じく笑っているだけなのだが、今日はそうはいかない。
「ちょっとー! 遊んでないでよー。キリトくーん、リュウキくーんっ!」
「そうだよーっ! お昼休み終わっちゃうよー?」
実を言うと、PCにプローブと携帯端末が繋がれている為、2人はずっと固定状態。姿勢固定を強制されている様なもので、そんな状態が、隼人を除いた3人であーでもない、こーでもない、と約30分。更に 隼人の点数発表会+はしゃぎタイムに5~10分。流石に焦れてしまった様だった。
『あはははっ。リュウキとキリトってば、ほんっと仲良いよねー? 姉ちゃんやアスナ、レイナが妬いちゃうんじゃないかなー?』
『……ユウ?』
『わひっ! や、ねーちゃんっ! ゲンコツはダメーーっ』
明日奈と玲奈の肩に乗っているプローブからも楽しそうな声が聞こえてきた。
それは聞き覚えのある声――と言うか、間違いなく《絶剣》と《剣聖》の2人だ。
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がいつもよりも結構多い現状を思い出したのか、隼人も和人も咳払いをさせつつ定位置に戻った。
勿論――あの採点は やり直す………よ? 多分。最終的に点を付けるのは先生だから 別にこのままで良いや! と思うかもしれないが、悪しからず。
「……とりあえず、今の目的を考えたら初期設定はそれでで全く問題ないよ」
「わ、判った。何だか不安な感じだが…… 待たせてるしな。さて、お2人さん。ユウキさん、ランさん。聞こえますか?」
『はーい! よく聞こえるよー!』
『はい、聞こえてます。キリトさん』
「さっき声したし 訊かれてるの判ってて言ってるだろ……」
「うっ…… わ、判ってるって。一応だよ、一応」
と、またまた漫才を始めそうになる2人。この場にリズ事里香さ
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