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研究所(入り口にて)
ヒロシ:「よし着いた、、って、サトシ!
その顔の傷はどうしたんだよ!」
サトシ:「何もしてないようで
色々あったんだ。あとで話すよ」
ヒロシ:「一応手当はしてあるみたい
だけど、、大丈夫なのか?」
サトシ:「あぁ大丈夫だ。って言うか
なんで入り口に?リビングまで
テレポートすれば良かったじゃないか」
ヒロシ:「それにはちゃんと理由があるさ。
、、俺はサトシの後ろに居るよ」
サトシ:「ふぅん、、。よくわかんないけど、
早く入ろうぜっ」
ヒロシ:「あぁ待てサトシ!先ず、
ドアを開けたら歯をくいしばっ、、」
サトシ:「え?何言ってんだよ」
ガチャッ
ヒロシの話の途中で、サトシは
リビングのドアを開けた。
すると、、、
サトシ:「ただいまー」
パーン!(ビンタ)
サトシ:「いっ!!」
サトシを出迎えたのは他でもない、
ヒカリの平手打ちだった。
サトシ:「いってて、、、ヒカリ!
急に何すん、、」
ヒカリ:「もう!!今まで何してたのよ!!」
よほど怒っているのか、ヒカリは声のトーンも
顔の表情も普段怒る時の倍になっており、
サトシも少し驚いた。
サトシ:「そんな怒る事ないだろ!
俺も色々あって連絡が、、!」
サトシが改めてヒカリを良く見ると
ヒカリの目は少し赤く腫れており、
その瞳は涙をこらえていた。
まだ泣く手前だが、さらに良く見ると
頬には涙を流した跡も残っていた。
ヒカリ:「フンっ!!」
サトシ:「あ、、おいヒカリっ」
そして、ヒカリはその後何も言わず、
リビングに戻った。
ヒロシ:「、、ヒカリちゃん、
多分さっきまで泣いてたんじゃないかな?
それだけ心配してたんだよ」(小声)
サトシ:「ヒカリ、、」
ヒロシ:「あとで謝った方いいよ」
ヒロシが小声でアドバイスすると
サトシは一息ついてリビングに入った。
サトシ:「遅くなってすいません」
カツラ:「おっ、ようやくお戻りか」
マリナ:「ちょっとサトシ君!
連絡も返さないで今までどこに、、って、
その傷、、」
タケシ:「お前どうした!何があった!」
サトシ:「悪い、、ちょっと
色々あってさ、、、本当ごめん」
皆の心配している様子が痛いほど伝わり、
サトシは皆に謝った。
ヒロシ:「ところでその傷はどうしたんだ?」
サトシ:「クチバであの人とバトルしてさ、
今後の戦い方を教わってきたんだ。
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