第七十三話 ラプンツェル訓練中
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敵だと。数は」
落ち着いているルッツ大尉と対照的である。
「艦数100程度、巡航艦40、駆逐艦60程度です」
オペレーターの声が震えている。
「三倍じゃ勝てんぞ」
エルラッハがさらに慌てる。
「撤退しよう」
「この状態では、撤退するにも一戦しなければ引けません」
ルッツが冷静に応対する。
「増援は求めたのか?」
「既に連絡を入れております」
「そうか」
「敵艦隊包囲しようとしています」
どうするかとルッツを見るエルラッハ。
「艦長此方は紡錘陣形を取り一撃を加え、その後急速撤退を行いましょう」
「わかった其れで行こう」
そして戦闘が始まった。
案の定同盟艦隊は鶴翼の陣で来たが中央を攻撃され引いたところで、
撤退に成功したのである。
同盟艦隊は追撃を懸けたが、イゼルローン要塞から増援が来た為逃げ帰っていった。
エルラッハ中佐は椅子に座りながらホッとしながら、
頼りになる副長を見ていた。
そして思った彼が副長で良かったと。
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ご指摘を頂き。航空参謀→飛行長へ変更しました。
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