第一章
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か」
「変えよう、それにそなたが妻にするだけの者だな」
そのテオドラはというのだ。
「そうだな」
「はい、確かに身分の低い女優ですが」
「それでもだな」
「その識見、機転、冷静さは見事です」
「だからだな」
「私はテオドラを妻にしたいのです」
女優としての美貌ではなくその識見等を見てというのだ。ユスティニアヌスは彼女を妃に選ぶというのだ。
「そうなのです」
「そうだな、そなたもこの国の次の皇帝だ」
「人を外見だけで選ぶか」
「しないな」
「よく言われていますが」
巷で言われていること、そして周囲の反対の言葉だ。
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