暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
9部 ViVid!
4章 インターミドル予選
3R 決着
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「あぁ、お前の技には魂が無い
俺の友人が言っていた
本当の技と言うのは、その技を作った人の思い
受け継ぐ心、師から弟子に伝えるもの
全てを含めて本当の技となり得るって、貴様はただ草薙流を使えるだけだ!
そんな奴に私が倒されるわけないでしょ
私はいつも鍛錬してるよ
見せないだけで、さぁこの戦いも終わりにしようか」
綾はふらつきながら一歩一歩草薙の方に歩んできた。
当の草薙は綾の気迫に押されてかじりじりと本人は気づいてないのだが後ろに下がっていった。
「恐怖に負けた奴は、もう勝ち目は無い。負けを認めろ。
ここまでやった褒美だ。」
「だ・・・誰が・・・私は自由を得る」
フェイトとはやてはその時見た目やられてるのは綾の方なのに相変わらず偉そうだと思ったそうだ。
草薙が突進したと誰もが思った瞬間
壁に衝突した音が聞こえた。
綾が吹き飛ばされたと見ていた人は思ったに違いない。
でも吹き飛ばされていたのは突進した草薙だった。
「なのはちゃん見えた?」
「ううん、はやてちゃんは?」
「私も降参や、フェイトちゃんは?」
「うん、かろうじて。
草薙選手が踏み込んだ瞬間、綾が一歩踏み込み掌底で吹き飛ばしただけ、多分今回の奥の手じゃないかな
多分手加減してる。」
「もう、諦めな、これ以上はいじめになる」
「ふざけるなぁ!」
草薙は地面から炎を飛ばしてきたのだが、綾は軽くジャンプでかわし、草薙の肘打ちを躱した。
始まった直後の上昇技を回避して、そのまま、上がり切ったのを見てから、軽くジャンプをもう一度して地面に叩き落とす感じで、
右まわし蹴りを決めた。
そのまま草薙は、二転、三転転がりながら動きが止まった。
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