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【アンコもどき小説】やる夫は叢雲と共に過剰戦力で宇宙戦艦ヤマトの旅路を支援するようです
第三次オールト会戦 中編
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7 ドルシーラ     58機 1


 ガミラス艦隊に帰還した戦闘機
  空間艦上攻撃機DMB87 スヌーカ    17機
  空間雷撃機FWG97 ドルシーラ     2機


叢雲へのダメージ

 100以上でシールド破損        78



 ガミラスの対ワープ戦術についてレビル提督は簡単な解決方法を出した。
 三勢力艦隊をバラバラに進撃させたのである。
 まぁ、叢雲やリバイアサンというデカブツをガミラスが放置できる訳もなく、ガミラスは艦隊の全航空戦力を叢雲にぶつけたのである。
 その航宙戦は熾烈を極めた。

「敵の戦闘機が下についたわ!」
「敵の攻撃機が防空圏を抜けてく!
 戦闘機隊は何をやっているの!!」
「こちら後ろにつかれた!
 誰が助け……ぁぁ!!!」

 TIEシリーズ・スターファイターは2対1の戦力比で襲いかかりながらも、ガミラス戦闘機隊の技量に翻弄され、ガミラス戦闘機隊を全滅させた時相打ちに近い損害を被っていた。
 おまけに、惑星間弾道ミサイルと遊星爆弾の迎撃に手間取り、一部の戦闘機隊を回したことで攻撃隊の突破を許していた。
 更新予定のブラックタイガーを買い取ってドロイドとクローンを乗せて防空戦闘に投入していなかったら、更に多くの戦闘機に突破を許していただろう。
 攻撃隊の目標は、俺達の乗るこの叢雲。

「落ち着きがないのねえ……大丈夫?」

 自然に叢雲が俺の手を握る。
 気づいてみたら汗塗れだった。

「怖くないと言ったら嘘になるな。
 けど、俺は叢雲を信じるよ」

 こういう時にやせ我慢をするのが男って生き物である。
 で、そんな男に惚れるのが女って生き物である。

「安心しなさい!
 この叢雲があんたに指一本触れさせないんだから!!」

 短いイチャコラも敵機の侵入によって終わらせられる。
 ここから、艦娘叢雲の戦いになり、俺は見ることしかできない。

「私の前を遮る愚か者め。沈めっ!」

 2000基のターボレーザー・キャノンが、2000基のヘヴィ・ターボレーザー・キャノンが、250基のヘヴィ・イオン・キャノンが、500基の重点防御用レーザー・キャノンが火を吹いた。
 ガミラス攻撃隊はそれをかわして見事な練度で叢雲に攻撃を加えた。

「上方及び下方に急降下爆撃機!来ます!!」
「左右から雷撃機がミサイルを発射!防げません!!」
「総員!
 衝撃に備えろ!!」

 ズシンとした衝撃が19キロという巨艦叢雲を揺らす。
 130発ものミサイル及び魚雷攻撃に叢雲は耐えきったのである。
 とはいえ、シールドでダメージは防げても、爆発による慣性までは防げない。

「損害報告!」

「シールド消耗率78%。
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