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【アンコもどき小説】やる夫は叢雲と共に過剰戦力で宇宙戦艦ヤマトの旅路を支援するようです
第三次オールト会戦 中編
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戦武官を置きたい」

 天王星基地での三勢力の合同会談において沖田提督はこんな提案をしてきた。
 彼がこういう事を言う必要はなく、おそらくは地球本国の意思なのだろう。
 作戦の円滑な進行を考えたらそれほど問題がないだろうと思って了承したのだが、出された名簿を見て俺と叢雲は頭を抱える。

「……何で観戦武官の随員に古代と真田と新見が入っているんだよ……」
「……東雲愛歌って誰よ……」

 いずれバレるだろうとは思っていたが、ここまで随員でメッセージを出してくるとは思わなかった。
 こういう事をしてきた以上次は何を要求するかという所だが、実はある程度対策は整っていたりする。

「まあ、いざとなったらプローグに身売りしてもいいし、シリウス第六惑星に入植して国家を名乗ってもいいさ。
 そろそろイスカンダルが介入してくるだろうからな」

 原作だと放射能にやられた地球にコスモクリーナーを渡すという形で介入してくるのだが、この状況でイスカンダルがどういう形で介入するかいまいち理解できなかった。
 とはいえ、介入しなかった場合は、プローグと連合してガミラスを叩き出せばいいと気楽に考えていた。
 原作だと銀河系方面軍の艦艇数は三千隻から四千隻ぐらい。
 ガミラスはガトランティスとも戦っているから、総艦艇数一万隻の内1/3を銀河系方面に割いている計算になる。
 残り1/3をガトランティスに割いて、後の1/3は訓練と整備という所だろう。

「受け入れを受諾しろ。
 地球艦隊と話をして、シャトルを向かわせると伝えてくれ」

「やる夫様。
 超巨大ワープ反応来ます。
 規模は叢雲お嬢様と同等かと。以上」

「jud.
 場所はプローグ・コモナリティの艦隊合流点です。
 3.2.1.0。ワープアウト」

 そして、俺たちの前に現れる超巨大戦艦とその護衛群に度肝を抜かれる。
 大きさは叢雲と似たようなものだった。
 なお、これで中規模艦隊らしい。

「旗艦級戦艦リバイアサン。
 ついに投入してきたか……」

「向こうはガミラス艦隊を叩いて、プローグに侵入するガミラス軍を間引きたいから、本気になったって所かしら」

「プローグ・コモナリティ旗艦より入電。
 『遅れてすまない。パーティーは始まっているか?』だそうです。以上」

 モニターに映っているプローグ司令官はT-elosと名乗るアンドロイドだった。
 あきらかに間違っている服装と容姿であるが、某極東地区文化圏を中心にKOS-MOSとセットで人気が出た上に、プローグにも擬女化の波が訪れるのだが、それは別の話。
 こんなやり取りが大好きなのも、彼らの進化革命をもたらしたのが地球文化らしいというのが分かっているからだ。
 彼らはそういう意味でも、
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