プロローグ
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、手の甲を見せる。
「これは俺の罪。これを共に背負うのであれば、俺とともに来い、奏霆鴉」
「…私の剣は汝に手に。我が剣は主の道を紡ぎましょう」
彼は笑うと、傍に三人の少女が彼に傅く。
「我が焔は主の意思。立ちはだかるもの全てを灰に化そう」
「私を使うのは主の自由だけど、私の焔は安くないわよ?」
「まぁ、色々あったけど罪火の唐突な行動はやってて飽きないしね、どこまでも付き合うわ」
「お前ら意見統一して喋れや」
『痛い!!』
三人を叩きながら向き直った彼が言う。
「俺の名はサイカアカツキ。本来の呼び名は暁罪火だ。これから頼むぜ、奏霆鴉?」
「…ええ、よろしく頼むわね、私のマスター?」
彼が差し出した手をつかみながら、契約を交わした。
これが彼…蒼炎の刃と呼ばれる暁罪火との出会いだった。
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