第六千八百二十四話 野球を知らなくてもわかる
[8]前話 [2]次話
第六千八百二十四話 野球を知らなくてもわかる
ベルギーはまだ野球には疎いです、ですがブランデーをごくごくと飲みながら実は野球も得意なオランダに尋ねました。
「阪神ってチームが一方的にやね」
「やられとるわ」
イギリスとフランスが今回のオリンピックの説明前に見せた二〇〇五年シリーズの映像の中でそうなっていました。
「見ての通りや」
「もうロッテ強過ぎやん」
「このシリーズはこうやったんや」
「ロッテだけ点が入ってかいな」
「阪神は点が入らんかった」
「確か先に四勝した方が先やろ?」
日本のシリーズではです。
「阪神どんどん負けてるけど」
「それでや」
「このシリーズはロッテの圧勝で終わるん」
「凄いシリーズやったんや」
「野球知らんでも見ていて衝撃や」
見れば他の欧州各国もうわ、というお顔で見ています。
欧州各国にとってこのシリーズはかなりの衝撃でした、阪神がロッテにあまりにも一方的にやられているので。ですがその衝撃はまだ準備体操みたいなものでした。
第六千八百二十四話 完
2018・1・30
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ