第8話
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ン「たかが30機程度で何が出来る」
ユーリは前に出るとサザビーの右腕が上がり右側の部隊を指さした。
ハマーン「何の真似だ!」
ユーリ「バーン」
するとアクシズ軍右側100機余りが突然爆発した。
ユーリ「これでも帰らない?」
ハマーン「何をした!」
ハマーンがビームガンを撃ちまくるが、サザビーの前方で拡散してしまう。
ハマーン「Iフィールドか、小賢しいファンネル!」
これも同様に拡散してサザビーは無傷だった。
ユーリ「大人しく帰れば、残りは助けるけど?」
ハマーン「全軍かかれ」
ユーリ「ラルさん、任せた」
ラル「やれやれ、獲物が無くなるかと思いましたぞ。ラル隊行け」
ギラドーガが緑から青色に変わり赤いラインが走った。
ハマーン「コケ脅しだ行け」
ラル「青い巨星舐めるなよ。潰せ」
それは戦いでは無かった、一方的な蹂躙であった。
アクシズ軍からのビーム、ミサイルはジオン軍MSにかすり傷すら付けられ無かった。
ジオン軍はゆっくりと前進しながら、ビームマシンガンで確実に数を減らしていった。
ユーリ「ハマーン、アクシズとサイド7はドズル艦隊が押さえた。まだやるか無駄に部下の命を減らすならここで撃つ」
ハマーン「全軍戦闘中止。我々の負けだ、私はどうなっても良い部下の命だけは助けて欲しい」
ユーリ「ラル隊戦闘中止。ハマーン俺と来い。部下は帰せ」
ハマーン「グレミー部隊を連れてアクシズに帰れ」
グレミー「シャアとの約定は」
ハマーン「くどい!部隊を連れ帰れ」
ユーリは思い出したグレミーの反乱を、モニター画面のグレミーの胸に黄色のペンダントを見つけた。
ユーリ「ハマーン姉。グレミーの反乱だ」
ハマーン「何。こんな時に」
グレミー「勇敢なるアクシズの戦士たちよ。ハマーンは裏切った、シャアとの約定も。こんな裏切り者はアクシズのリーダーとして不要だ。この私正当なるジオンの血を引く私こそ相応しい裏切り者とそこにいる者達を血祭りに上げろ」
ユーリ「ハマーン姉。こちらの味方に付く奴を端に下がらせて」
ハマーン「アクシズの者どもよグレミーに付くなら掛かってくるがよい、そうでない者は両端に下がっておれ」
ユーリ「アクシズ軍に告ぐ。最初の部隊の様にまとめて死にたくないならハマーンの言う通りにするがよい」
アクシズ軍残り100機全てが端へ避けた、反乱はグレミーだけだった。
ユーリ「グレミーに聞く。正当なるジオンの血とは誰の血だ。結婚しているのはドズル兄だけだぞ」
グレミー「・・・・・」
ユーリ「時間を稼いでも誰も来ないよ。クローン部隊も捕虜となっている、お前1人だ。さあ答えろ」
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