言峰シロー神父
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
んで来てしまい、精神汚染を開始した。
「ぎゃあああああっ!」
寒すぎる超中二病キャラで、話口調とか態度も最悪。二人の士郎は鳥肌立てながら、キモ過ぎる自分のキャラに精神と記憶が凌辱されていく様を、自分自身の肉体で味わった。
「「ああっ、うぎゃああああああっ!」」
アンジェリカやベアトリス、ジュリアンから下された刑罰による肉体的苦痛など、物の数では無いぐらいの苦痛が士郎たちを苛む。
シロー神父様は、別に執行者でも守護者でも無いはずなのに、白髪で肌の色も茶色。
ムキムキの巨人で、その体は鉄でできている人は「昔はガリガリのモヤシ野郎と笑われていました」みたいなブルーワーカーの宣伝みたいにマッチョでデカかったが、視聴切りされる程度で済んだ。
それでも士郎二人には「言峰シロー神父」の名前だけで、耐え難い恥辱が加えられてしまった。
「「許して、もう許して…」」
最終回までとか、到底視聴不可能な寒さで、真夏の日差しを浴びてセミの声を聞きながら、ガッタガタ震えている士郎二人。
アレを自分がやるハメになるのなら、舌噛んでで自殺するレベルの中二病患者には、絶対に成りたくなかった。
きっと、言峰綺礼に術でも掛けられたとか、ギル様のカードを使ったら精神まで汚染されて別人になる、と言う設定が欲しかった士郎二人。
「どうしたのだ? シローがあんなに苦しんで?」
「あのねえ、お兄ちゃんってね、グランドオーダーの世界線では…」
ヒソヒソと交わされている会話に聞き耳を立てている家人、家族、昨夜アレほど熱く語り合った義父からも、蔑みの表情で見られる士郎二人。
「「やめてっ、言わないで下さい、クロエさんっ」」
敬語で泣いて、土下座して謝るが、クロエの愉悦のために許してもらえなかった。
少し調子に乗りすぎたのは確かだが、ここまでの苦渋を味わう羽目になるとは思っていなかった。
「へえ、コイツそんな事を(プーー、クスクスクス)」
言峰綺礼が嫌いな凛からも、切嗣では無く言峰の養子にでもなって愉悦を覚え込まされた、汚いものを見る目で見下げ果てられる。
ルヴィア、イリヤの友達からも汚物扱い、百年の恋も冷めて、帰宅する準備を始める子供たち。
「バビロンの空中庭園…」
「「「「「「「「「「「ギャハハッハハハハッハハ!!」」」」」」」」」」
セラにリズ、タイガーやバゼットまで爆笑。恋心の浅いナナキの姉、雀花の姉も大爆笑。
士郎に関係がないところで、W士郎の人格が貶められていく。
「「許して、許して〜〜」」
キッツイ恋心で結ばれているはずの桜、桜人形も今度こそドン引き、半笑いの表情で汚物を見る桜陣営。
「「お願いですからもう許して」」
最期に、現在この世で傷あり士郎を一番愛しているはずのアンジェリカが、氷のような視線で士
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ