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Fate プリズマクロエ お兄ちゃん強奪計画
言峰シロー神父
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んで来てしまい、精神汚染を開始した。
「ぎゃあああああっ!」
 寒すぎる超中二病キャラで、話口調とか態度も最悪。二人の士郎は鳥肌立てながら、キモ過ぎる自分のキャラに精神と記憶が凌辱されていく様を、自分自身の肉体で味わった。
「「ああっ、うぎゃああああああっ!」」
 アンジェリカやベアトリス、ジュリアンから下された刑罰による肉体的苦痛など、物の数では無いぐらいの苦痛が士郎たちを苛む。
 シロー神父様は、別に執行者でも守護者でも無いはずなのに、白髪で肌の色も茶色。
 ムキムキの巨人で、その体は鉄でできている人は「昔はガリガリのモヤシ野郎と笑われていました」みたいなブルーワーカーの宣伝みたいにマッチョでデカかったが、視聴切りされる程度で済んだ。
 それでも士郎二人には「言峰シロー神父」の名前だけで、耐え難い恥辱が加えられてしまった。
「「許して、もう許して…」」
 最終回までとか、到底視聴不可能な寒さで、真夏の日差しを浴びてセミの声を聞きながら、ガッタガタ震えている士郎二人。
 アレを自分がやるハメになるのなら、舌噛んでで自殺するレベルの中二病患者には、絶対に成りたくなかった。
 きっと、言峰綺礼に術でも掛けられたとか、ギル様のカードを使ったら精神まで汚染されて別人になる、と言う設定が欲しかった士郎二人。

「どうしたのだ? シローがあんなに苦しんで?」
「あのねえ、お兄ちゃんってね、グランドオーダーの世界線では…」
 ヒソヒソと交わされている会話に聞き耳を立てている家人、家族、昨夜アレほど熱く語り合った義父からも、蔑みの表情で見られる士郎二人。
「「やめてっ、言わないで下さい、クロエさんっ」」
 敬語で泣いて、土下座して謝るが、クロエの愉悦のために許してもらえなかった。
 少し調子に乗りすぎたのは確かだが、ここまでの苦渋を味わう羽目になるとは思っていなかった。
「へえ、コイツそんな事を(プーー、クスクスクス)」
 言峰綺礼が嫌いな凛からも、切嗣では無く言峰の養子にでもなって愉悦を覚え込まされた、汚いものを見る目で見下げ果てられる。
 ルヴィア、イリヤの友達からも汚物扱い、百年の恋も冷めて、帰宅する準備を始める子供たち。

「バビロンの空中庭園…」
「「「「「「「「「「「ギャハハッハハハハッハハ!!」」」」」」」」」」
 セラにリズ、タイガーやバゼットまで爆笑。恋心の浅いナナキの姉、雀花の姉も大爆笑。
 士郎に関係がないところで、W士郎の人格が貶められていく。
「「許して、許して〜〜」」
 キッツイ恋心で結ばれているはずの桜、桜人形も今度こそドン引き、半笑いの表情で汚物を見る桜陣営。
「「お願いですからもう許して」」
 最期に、現在この世で傷あり士郎を一番愛しているはずのアンジェリカが、氷のような視線で士
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