第四幕その十二
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「信長さんははじまったんだ」
「湯漬けを食べて出陣して」
「そうしてだったんだね」
「そう思うと面白いね」
「湯漬けには歴史もあるんだ」
「そうだよ、そして僕達は今からね」
見れば皆の分もあります」
「お茶漬けを食べるんだ」
「あっ、これ奈良漬けね」
「奈良漬けね」
「奈良漬けのお茶漬けね」
「これを食べるのね」
「うん、じゃあ食べようね」
こうしてです、皆でその奈良漬けのお茶漬けを食べました。そのお茶漬けもとても美味しくてです。
皆は最初から最後まで楽しめることが出来ました、それでホテルに帰ってもでした。
動物の皆は先生にです、笑顔でお話出来ました。
「いや、美味しかったね」
「お茶漬けまでね」
「最後の最後まで堪能出来たよ」
「そうよね」
「本当にね」
「うん、じゃあ今からね」
先生はお酒で赤らんだお顔で皆ににこにことしてお話しました。
「寝よう、そしてね」
「それからだよね」
「朝はお風呂に入って」
「明日からは明日香だね」
「そこに行くよね」
「ホテルはこのままだよ」
奈良市のままだというのです。
「けれどだよね」
「奈良市と明日香村は結構離れてるよね」
「同じ奈良県にあっても」
「それでもだよね」
「そうなんだ、だから朝は早めに出てね」
そうしてというのです。
「八条鉄道の明日香村駅まで行く特急に乗ってね」
「それでなんだね」
「明日香村まですぐに行って」
「そうして調べるのね」
「そうしていこう、実は八条グループのホテルは奈良にはここだけなんだ」
今泊まっているこのホテルだけだというのです。
「だからね」
「ホテルはだね」
「ここから変わらないのね」
「そうなのね」
「そうだよ、ただ離れていても特急だと四十分位だから」
奈良市から明日香村までというのです。
「安心して行こうね」
「うん、わかったよ」
「それじゃあ明日からは明日香村ね」
「そこに行って」
「それで調べていこうね」
「あちらでもフィールドワークをしましょう」
動物の皆も応えてそうしてでした。
この日はすぐに寝て朝早く起きてお風呂に入ってすっきりしてでした。
特急に乗って明日香村まで行きました、今度はそちらで飛鳥時代の歴史を学んでいくのでした。
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