そのさん
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、あなたの魂は今ここにある…」
彼女は俺の目を見て言った。
「その魂すら消えてしまう事を、あなたの言う『皆』が、望むと言うの?」
そんな…わけ…
「そんな訳無い!」
俺は叫んでいた。
「なら…消えたりしてはダメ」
うん…
side out
「眠ってしまったわね…」
いきなり現れた男の子…
今は泣き疲れて眠っている。
彼は、いったいなんなのだろうか?
彼の気配は完全に妖精のそれだ。
身長だって100センチと少しくらい、標準的な妖精の身長だ。
でも…
「男の妖精…始めて見るわ」
探査魔法の結界出た性別は男だった。
基本的に妖精は女の姿を取る
それに…
「あの鎧…」
彼が倒れたと同時に消滅した鎧と剣…
それと…
「彼は…外の世界で死んだって…」
『死』いかなる者もそれを拒む。
『死』とは、どんな物なのだろう?
ぽふぽふ…と頭を撫でる。
「うぅん…」
「ふふ…」
少し、様子を見ましょう…
それと博麗神社に行きましょう。
妖怪の賢者なら、もしかしたら彼を…
『正化(せいか)』の世に、帰せるかも知れないのだから。
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