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楽園の御業を使う者
CAST10
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で出せば…
あー…いや…どうかなぁ…?」
ゲートキーパーじゃぁ俺は止められないし…
境界を操る程度の能力で達也のATフィールドを消す…つまり世界と達也を分ける物を消す…いや…消える前に再生されるな…
「ならば御兄様と白夜さんで実際に戦ってみると言うのは…」
「深雪…それは…」
「多分太陽系が吹っ飛ぶけど…それでもいい?」
恐らく達也が本気を出せば…地球を丸ごとエネルギーに変換すれば可能だ。
「そこまでなのですか?」
「達也が地球にマテリアル・バーストしたらね」
「成る程…」
「だとしても白夜は死なないだろうがな…」
「おいおい、流石に死ぬって…」
「どうだか…」
いや、地球が吹っ飛んだら俺なんて一瞬で蒸発するからな?
あー…どうだろう?
魂が消えない限りは復活するのかな?
「では近接戦はどちらが勝つのですか?」
深雪さん…グイグイ来るね…
「体術じゃぁ体格で勝る達也が勝つよ。セメントならともかくね」
「セメント?」
「白夜…」
達也に視線を送られる。
意訳したら『妹に変な事教えてんじゃねぇぞ?あ"ぁ"ん!?』みたいな視線だ。
「説明頼むぜ相棒」
「はぁ…格闘技に於いてセメントと言うのは何をしてもいいという事だ」
「それなら白夜さんが勝てると?」
あっれぇ?深雪さんの目がこわいなー…
「ああ、近接戦で使える魔法の魔法のバリエーションは白夜の方が多いだろう」
おいおい…火に油を注ぐなよ相棒…
「では殺ってみてはいかがでしょう?」
おい、いま絶対字がおかしかったぞ。
「そうだな…やってみるか…」
と達也。
「達也兄さま、文弥と一緒に武道場の仕様許可を取ってきますわ」
といって亜夜子ちゃんは文弥を連れて出て行ってしまった。
許可って誰に取るんだ?
じゃなくて!
「俺の意思は?」
「諦めろ」
チキショウメ!
斯くして冒頭へ…
「その魔法…セルフマリオットか?
その魔法といい、構えといい…
マーシャル・マジック・アーツか?」
「多少アレンジしてるがな」
門下生に元MMA選手が居てソイツに習ったのだ…エリカもね。
「もう避けない」
「大きく出たな」
「ああ、コレはセメントだぜ?」
「そうか…シッ!」
達也の自己加速付きの右ストレートを…
"気を使う程度の能力"
ガァン!……ボキィ!
クロスガードで防ぐ。
て言うか達也…骨折れてない?
しかし達也は怯む事なくハイキックを放つ。
ガァン!
それを気で強化した片腕で受ける。
その後達也は後退した。
「おい相棒、手ぇ折れたんじゃねぇの?」
「問題ない」
そう言って達也は右手を閉じたり開いたりする。
再生で治したか…
「おい相棒、これ以上は周りを捲き込みかねん。次で終わらせるぞ」
「了解した」
互いに構
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