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Fate プリズマクロエ お兄ちゃん強奪計画
切嗣も補完
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い。

 深夜
 完全に目がイってしまい、レイプ目になっている大河とバゼット二人が会合を開いていた。
「貴方がたをターメリック師、クミン師と命名します、今日の出会いを大切に、預言者士郎がまたカレーの神を降臨あそばされる日を心待ちにしましょう」
「「はい、タイガさん、いえ、カルダモン師」」
 大河はバゼット二人をカレーを信仰し、布教を広める師として採用した。
 今後士郎を預言者として崇め、カレー神を降臨させられる神の子で師として仰ぎ、次の予言や説法?を待つ身となった。
 士郎とカレーを信仰しなかった女との区分は、料理できる桜とかセラ、ナナキ姉、美遊>越えられない壁>料理できないし得意ではないママ、イリヤ、リズ、ナナキ、ミミ、ルヴィア、凜>越えられない壁>せっかくの材料を食べられない毒物に変換できる料理不可の女「パンを石に変える魔法」を覚えた大河、バゼット二人、雀花、に分けられた。
 差別ではなく区別である。今後も区別される。

 翌朝
 何をどうやったのか、イリヤも倒して兄の寝床に忍び込んでいたクロエ。
 安らかな寝息を立てて眠っていたが、守護者となる恐怖からか、涙の跡も見えた。
「クロエ…」
 本物の切嗣との語らいは深夜に及び、異世界での切嗣も人形としては存在していたが、生きていて記憶障害も感情の損失もない切嗣と一緒に、本当の正義の味方になる方法も語り合った。
 異世界の傷有り士郎はこの士郎に、英霊エミヤが将来の自分である事、いずれ自分自身が神のような存在に誘われ、リングに触れた途端褐色の肌と白髪になり、それ以降は正義の味方として無限の殺しをやって、世界の破滅を防ぐ仕事に就く筈だったと教えてくれた。
 その仕事は、血が繋がっていない妹であるクロエが肩代わりしてしまい、本来存在しないイリヤの本性、封鎖された聖杯としての人格だけが分離した従姉妹で、存在するはずがない8枚目のクズカードを依代として下生した魔物が守護者として転生した。
「俺なんかのために、ごめんよ、クロエ」
 すぐに今生の別れが来て、別々の道を歩むことになる幼い少女を見て抱き締めてやり、涙の跡を指で拭って、別れの口付けもした。
「お兄ちゃん…」
 目を覚ましたクロエは何か満たされた表情をしていた。
「もう一回して?」
「ああ」
 そろそろ日が高くなって来た時間帯の日差しが二人を包み、薄着の二人が抱き合ってキスする光景を眩しく照らした。
「カシャア」
 クロエの携帯から写真撮影した時の音声が聞こえた。無音アプリも有るが、あえて証拠写真が有るのを血が繋がっていない兄に聞かせた。
「エ?」
「お兄ちゃん、11歳の女の子に、こんなことするのは犯罪なのよ」
「え? え〜と?」
 昨夜何が起こったかは頭文字D的にも「この夜何が起こったかは二人だけが知る
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