0293話『夕張の疲れ』
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捨てて一人で帰るなんてできないし、したくない……」
……そうよね。あたしったらなんでこんな事を聞いていたんだろう?
提督はこんな人だって前から知っていたんだからこんな質問も無粋以外の何物でないかったわよね。
「そうですよね……提督はそんな人でしたよね」
「どうした? またそんな嬉しそうにして」
「なんでもありませんよ。それじゃ約束してください。いつかそんな事態になってもあたし達の事を絶対に見捨てないでくださいね? もうあたし達も提督がいない人生なんて考えられませんから」
「わかった。約束するよ」
そう言って提督はあたしの頭を撫でてくれた。
うん。今考えると明石の気持ちも分かるかもしれない。
やっぱりあたし達には提督という存在が必要不可欠なんだって……。
その後に明石も戻ってきていつも通りに提督の相談事に乗っている感じだったし大丈夫よね、きっと……。
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