第二章
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ないぞ」
「高校生でお父さんって」
「普通はないからな」
「そうなんやな、まあ今日も学校が終わったら部活にも出て」
将棋部だ、勝負師とまで言われこれまで無敗を誇り五段にもなっている。
「何もなかったらな」
「戦いとか救助がないとか」
「家に帰って」
「奥さんとお子さん達との時間を過ごす」
「そうするんやな」
「そうするわ」
実際にとだ、こう言ってだった。
三吉は今度は自分から家族の話をしていった、その顔は詰め理が似合わない完全に夫であり父親のものだった。
高校生にして父親 完
2018・1・26
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