8・はぐれ悪魔
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ことはありえない)
とは、否定する気持ちもあるのだが、この光景をみれば恐ろしさもある。
「進む道は3つ。一つはレイベルのようにフリーとなる者。二つ目は、テロリストとなる者。そして、最後は・・・・・・・」
リアスは眼を伏せた。
「はぐれになるってことですね?」
一誠もまた目を伏せた。
「でも、大丈夫よ、一誠。私にはあなたがいるし、朱乃もいる。ゼノビヤや子猫、アーシヤそして勇人。頼もしくも強い仲間たちがいるもの」
リアスはニッコリとほほ笑んだ。
「そ、そうですよね。リアス眷属は無敵だぜ」
一誠は大声を上げて叫んで仲間たちのもとへ走り去った。。
「リアス様、私、フェニックス家に一旦戻りたいと思います」
レイベルが後ろからヒソヒソと言った。
「そう、もしかして、今の能力のこと?」
リアスはレイベルに答えた。
「はい。お父様やお母様、ひいてはお兄様にも動いてもらおうと思っております」
レイベルは一礼すると一誠たちに挨拶もなく先に倉庫を出て行った。
「さぁ、みんな、帰るわよ」
リアスはみんなに声をかけて倉庫を後にした。凰蝶の意識は戻ることはなく、一誠の腕の中ですやすやと寝ているようだった。
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