そのいち
[2/2]
[9]前 最初 [2]次話
あっそ」
うーわ、興味無いって顔だな。
「それが先週末の事だ」
「おまえ…大丈夫なんだろうな?」
「何が?」
「いや…憑かれてたりとか…」
「さぁ?でもあれだけ魔除けしてたら大丈夫だろ」
具体的には数十もの多重結界を拵えた。
今も自作の札を持っている。
まぁ、全部自作だから意味無いかも知れないけど…
「魔除けって…」
んー?信じてないな…しょうがない…
俺は首から提げていた御守りの中身を取り出した。
「ほら、これとかな」
取り出した物、それは…
「バカ!?なんて物持ってるんだ!?」
「銀の弾丸…シルヴァー・ブレット…先生から借りたのさ」
あの人何でも持ってるんだよな…この前あの人の家に行った時にヴィジャ盤とかあったし…
俺は弾丸を再び御守りの中に入れた。
「さ、早く食おうぜ、時間切れになっちまうぞ?」
その後時間一杯スイーツを堪能した。
「そろそろ帰るか…」
「ああ」
俺は隣町なのでバス停まで歩く、ショウは見送ってくれた。
ふと、道路に目がいった。
そこには白いワンピースを着た小学校低学年くらいの女の子が…
危ない!
女の子に向かって、一台のバスが迫っていた。
「相棒!」
「ああ!」
俺は駆け出した。
この世界では俺は無力だ。
でも女の子一人くらい救える。
だって、俺は…星騎士なのだから。
女の子を抱える…
そのまま反対車線に…行けなかった。
そちらにもバスが居たからだ。
クソォッ!
「相棒!頼んだぞ!」
少女を放り投げた。
火事場の馬鹿力というやつだろうか?
少女がとても軽く感じた…
ショウが女の子をキャッチしたと同時に
俺は
とてつもない衝撃で
意識を
失った。
[9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ