207部分:第十五話 婚礼その十六
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筈の音楽にだった。
今は幸せを見るのだった。二人の幸せを。それでだ。
真理は珈琲を飲み終え。そのうえで義正に話した。
「ところで」
「ところで?」
「もう一杯飲まれますか?」
珈琲をというのだ。その飲み終えた珈琲のお代わりだった。
「どうされますか」
「そうですね。では私も」
「飲まれますか」
「そうさせてもらいます」
義正も笑顔で応え。そうしてだった。
二人で珈琲をもう一杯飲むのだった。そのうえでだ。
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