第17話:領内改革!(その2−3)
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が選別されました。この内5人を『管理課』に入れて、ヴェルナーさんと合わせて6人で決定です。結局、男ばかりで合計14人になってしまいましたが、『施設課』4人、『管理課』6人、『清掃課』に4人としましょう。『管理課』と『清掃課』が少ないかなと思っていたのでこれで良しとします。
「男ばかりで14人ですか。4人多くなってしまいましたが、構成としてはこれで良いと思います。それから、今後の事も考えて事務を専門に行う部署も必要だと思うのですが、どうでしょうか?」
「事務というと、どういった仕事をするのでしょうか?」
「主に書類の作成や整理と言った事や、各地から来る案件の受付とかいった外で身体を動かす仕事ではなく、机でする仕事ですね。」
「なるほど、確かに私たちは外での仕事が多くなりそうですから、そう言った仕事をする人も必要になりますね。」
「はい。そこで、こういった仕事は力もいらないので女性にお願いしようと思います。ただ、読み書きや算術が出来ないとダメですから、すぐに使える人が居るかどうかが問題になるんですよね。私の見た限りでは今回の面接で条件に該当する人は1人だけでした。せめて3人位欲しいのですが、素養があるかどうか面接の時間だけでは確認できなかったので、後で別に確認したいと思います。」
「解りました。それでは女性の書類を分けて、明日もう一度確認しましょう。」
「それでお願いします。それでは私は父上に了解を貰いに行きます。今日はこれで解散としましょう。ご苦労様でした。また明日お願いします。」
ウイリアムさん達には上がってもらって、僕は父上に話をしに行きます。父上は、この時間ならまだ執務室にいると思います。
屋敷に入って執務室に行くと明かりが付いていました。居るようですね。ノックをして返事を待ってから入ります。
「父上、お仕事ご苦労様です。ちょっと時間を頂いて宜しいでしょうか?」
「丁度終わりにしようと思っていたところだ。何かあったかな?」
「先ほど、面接が終わりましたので、御報告に参りました。」
「ああ、朝から大変だったな。それで、どうだった?」
面接の状況を省略して話しましたが、面接自体の時間が結構掛かったので省略しても説明に15分位かかってしまいました。
「そう言った訳で、当初予定していました10人の所、まず14人を採用としました。こちらが採用者の書類です。」
採用者の書類を父上に見せます。ざっと確認してもらいます。
「後は、事務専門の部署を作りたいので、明日、女性から3人選抜しようと思います。こちらは読み書きや算術が出来る女性を選びたいので人数が揃うか解りませんが、どうしても集まらなければ子供を集めて教育しようかと思います。」
「良く考えているようだな。解
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