127だから押し込もうとしても、耳からなんて入れないんだよっ!
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れから毎朝、寝起きの一番濃いのを渋いお茶替わりに飲んでもらうんだよ」
「エ?」
両親も同じような高度なプレイを、毎朝楽しんでいたと聞かされ、ちょっと引いた。
その後、エレベータ室での格闘に、管理員が勝利したのかエレベータも動き出した。
椿の間
昨日に続いての地獄披露宴。当然来るはずの苦行なのだが、文字の認識を拒否して幼児退行していた祐一には、披露宴の文字は読解できなかった。
朝には「若教主、真琴様、御結婚式」の文字を見て、白目剥いてアヘ顔ダブルピースしたので、下に書いてある地獄まで見えなかった。
前日の新婦は、女帝でお姉さまでガチレズバリセメの人が偽装結婚。
倉田の家人が見ても、爺やさんとかメイドさんの誰から見ても「ああ、やっぱりお嬢様って…」という結論を円環の理から導いて、お姉さま同士がついに結ばれて、妹達で巫女全員も「嫁」として迎える日なのだと認識した。
メンバーの中の誰ひとりとして、佐祐理お姉さまが祐一さん、ゆうくん、弟君を狙っているとは思っていなかった。
一弥君用の胤として利用、舞と結婚するための接着剤でサンドイッチの具にするのだと認識していた。
それでも新郎?と言うか、祐一の隣に純白タキシード着て並んだ異母姉。
忌み子川澄舞は、実の弟をマジで故意しちゃってる基地の外側に駐屯している人物で、
「運命の少年で約束の少年が、偶然血が繋がった弟だったけど、オマエラもキニスンナ」と言い切るガチ勢だったので、全員とてもキニシた。
椿の間と言うのは、神棚とプチ鳥居まで拵えてある大広間で、地元の政治家とか有力者、月宮一族とかミッシリ詰め込んでも、屋内で神前儀式が出来る場所で、人前苦手なはずの猊下が、姪のために全力で詔唱えていた。
「うぐぅ」
自分も新婦気取りなのか、娘の介添をしている教主まで最前列。
救出されたチョロインさんも、暗殺に怯えてビクビクしながらも最前列に引っ張ってこられたが、母親のBBAは今までの行いと性格が災いして会場を追い出され、何故か現当主が介添えをしていた。
「憂遇」
自分の後ろからの明確な殺意に怯える祐一きゅん。その殺意は花嫁で若教主に向けられていた。
その衣装は十二単でもウェディングドレスでもなく、貫頭衣にグルグル模様書いたような、電波でも防ぐための白い服で、グルグル入りの頭の変な被り物まであって、顔が隠れていたらKKK団(クー・クラックス・クラン)か、黒かったらジャイアントロボのBF団とか、ナディアのガーゴイルみたいな、秘密結社の熱心な信者が、全員キワドイ宗教用の衣装着てズラリと並んでいた。
(うわ〜、ヤベ〜〜)
当然、祐一くんもその変な衣装着せられて、南海奇皇呼べそうな赤いグルグルの渦巻き入りの、カルト教団の正装を着せられちゃって、写
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